婚活で疲れが取れない・・これって「婚活うつ」かも!?症状への気付きと対処法

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婚活ライター 松田謙太郎

丸の内サラリーマン→うつ病→5年闘病→フリーライターとして再起を図った人。独自の婚活理論に基づきライターとして活躍。自身の理論を立証するように婚活で2017年結婚。セミナー講師として、婚活やメンタルヘルスの講演もあり。

「婚活うつ」(婚活鬱)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?婚活のやりすぎで、うつ病やうつ状態になってしまうことです。

「婚活」という言葉が一般化し、多くの人が婚活をするようになる中で、「婚活うつ」も増加傾向にあるようです。

一度うつになってしまうと、婚活の継続はおろか、職場での仕事や社会生活へも大きな影響が出てしまいます。ここでは、「婚活うつ」についてその症状や対処法を考えてみたいと思います。

「婚活うつ」から本当のうつ病になってしまうと取り返しがつかない!

「婚活うつ」は別名「婚活疲労症候群」と呼ばれるもので、婚活を続けていると心身ともに疲れ果てて、通常の休息では回復できない状態に陥ってしまうことを言います。

精神疾患としての「うつ病」とはこの段階ではイコールではありませんが、放置すれば本当のうつ病になってしまいます。

うつ病は脳から「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されなくなる病気だと言われています。一度その状態になってしまうと、婚活だけではなく仕事や日常生活の継続も難しくなり、家で年単位で臥せるしか回復の方法がなくなってしまいます。

そうなってしまっては取り返しがつかないわけで、「婚活うつかな?」と思った段階で速やかに対処をすべき問題になります。

婚活うつの症状とは?

婚活うつの症状は具体的にはこのような形で発現します。

①やる気が出ない、うつ状態

一番わかりやすいのが物事をするエネルギーがなくなってしまうことです。要はうつ症状なのですが、婚活に対してやる気がなくなっているだけならいいのですが、これまで楽しめていた趣味や友人との飲み会、スポーツなどへの意欲も低下してきていると危険信号です。

②肩こり、頭痛

うつは精神的なものだけではなく、「仮面うつ」という身体症状として最初に現れることもあります。これまで肩こりがなかった人が、急に肩こりになってしまう、偏頭痛が続く、お腹が痛くなる・・・、これらの原因が婚活うつに起因する可能性があります。

脳にストレスがかかるときに、それへの防御反応として身体がおかしくなる、ということは結構あります。これまでなかった慢性的な症状が出てきたら要注意です。

③動悸、頻脈、不安感、緊張感

理由もないのに不安感、ドキドキ感が止まらないとかなり重症です。

私もうつ病経験者ですが、これに一番苦労しました。婚活で会った人からの返事でドキドキするのはありますが、ドキドキが強すぎて会うのが怖くなると、もう仕事などにも影響が出てしまう段階です。

④疲れが取れない

いくら寝ても疲れが取れない。不眠気味、あるいは仮眠気味になってします。うつは交感神経と副交感神経を乱し、睡眠と疲労回復に大きな影響を与えます。寝ても疲れが取れなくなってしまうのは危険信号です。

婚活うつになる原因

婚活うつになる原因はいくつかあります。

①人格の完全否定

就活での「お祈り」はまだ自分の話し方や持っているスキルが足りなかったんだなと納得させることもできますが(相手も役員や人事ですし)、婚活の場合はその辺の人から「あなたは無理!」と完全否定されてお断りになります。

普通に食事をしていた相手から、いきなりLINEブロックを食らって一切連絡が取れなくなる、何が悪かったのかもわからず、数時間前まで和気あいあいと話していたのに拒絶される、これでは自分が何なのかわからなくなってしまいます。

②ハードなスケジュール

毎週、お見合いや婚活パーティーがあると、それだけでスケジュールが埋まってしまいます。私も経験がありますが、「婚活ダブルヘッダー」(昼と夕方に別の人と会う)は相当心身を摩耗させます。

予定が婚活で埋まっていないと不安になっている状態は、婚活思考にどっぷり嵌っていて、婚活うつにいつでもなってしまう地獄の一丁目です。もちろん、体力的に休日に婚活ばかりしていたら疲労回復やリラックスができないということもあります。

③神経が張り詰める

知らない異性とまとまった時間お話をするわけですから、神経が張り詰めるのは当然です。結婚相談所などでは「話すのは一時間まで」と決められているところもあります。長時間話すとボロが出てくるだけではなく、本当に疲れてしまい、精神的なストレスがどんどん蓄積していきます。

それが一定ラインを超えると、ダムが決壊する如く、心が壊れてしまい婚活うつ、さらには本当のうつ病になってしまいます。

婚活うつへの対処法

「婚活うつかな?」「このままでは婚活うつになってしまう」と思ったら、対処法、予防法を実践してください。

①婚活をしない休日を作って休息をとる

婚活について何も考えずに疲れを取るため休日を作ります。一日中寝ていても、ゲームをしても、もちろん外出してもOK。ただし、婚活について考えないようにしてください。

②一時的に婚活を休む

婚活を一か月くらい休んだらいかがでしょうか?「結婚は時間との勝負」と思う気持ちもわかりますが、就活には選考スケジュールがありますが、婚活にはそういうスケジュール、カレンダーはありませんよね。だから短期的に婚活から撤退して、今後の戦略、戦術を練るというのが大切です。

③ムカつく感情を肯定する

振られたりブロックされたりするとムカつきますよね。「あのデブ!」「ハゲているくせに」「自分の顔を振り返れよ、選べる身分か!」そういうネガティブな感情を持つことを肯定してください。

自分が悪いのではなく、バカな相手が悪いのです。怒りの感情が蓄積してしまうと、それに身体が耐えられずに壊れてしまいます。就活のように新卒採用(大学4年の春~秋)で決めないと絶対ヤバい、ということは婚活にはないですよね。

もっと高所から婚活を俯瞰し、怒りの感情を上手に処理できると婚活うつになりにくいです。

婚活うつになりやすい人

婚活うつになりやすい人=本当のうつ病にもなりやすい人です。私も自分がうつ病になるまでは信じられませんでしたが、医師やカウンセラーに聞くと「うつ病気質」というものが確かにあるそうです。

真面目、責任感が強い、外に感情を出さない・・、傍若無人にふるまう人と対極の性格がうつになりやすいそうです。

職場のパワハラ上司というのはうつ病気質とは真逆の存在です。彼らを見習い(?)、感情を殺さないことがうつを防ぎます。

ただ、婚活で会った人を怒鳴りつけたりすれば即刻お断りですからね。あまり一人からのお断りを引きずらず、ドンと構えられる人を目指しましょう。

性格は変えられないので、ご自身を良く知ったうえでダメージにならない婚活を!

自分の性格(うつ病気質も含めて)はそう簡単に変えられません。20年以上かかって作られた性格を変えるのは容易ではなく、無理をするとその方がうつ病へのいざないになってしまいます。

ですので、自分の性格をまず肯定したうえで、婚活うつになりにくい婚活を選べば大丈夫です。

婚活サイト、婚活パーティー、結婚相談所、お見合い、それぞれでダメだったときのダメージの質が違います。結婚相談所で無断でブロックする人はいません(仲人経由でお断りが来ます)。

よりご自身の性格上、ダメージを受けにくい婚活を選ぶのも上手な戦略、戦術だと言えるでしょう。むやみに数をこなすだけが婚活ではありません。

婚活うつを専門に診察するクリニック

「婚活うつかな?」と思った場合、専門機関で診察を受けるのもありです。とはいえ、いきなり精神科は敷居が高いですし、嫌だという人もいるでしょう。

というわけで「婚活疲労外来」というものができています。

「婚活疲労外来 – 河本メンタルクリニック」
公式サイト:http://kawamotomentalclinic.com/topics01.html

うつ病なのかそれ以前の状態なのかで、治療方針は大きく変わります。「自費診療」(保険を適用しない)であれば「精神科通院歴」が保険会社や健保組合に伝わることはありません。まず、相談がてら自費で検査してみるのをおススメします。

他のクリニックでも構いません。自費診療ならいろいろバレず、今後に響かないのも知っておいてくださいね。

本記事のまとめ

  • 「婚活うつ」という婚活のし過ぎでうつ状態になるケースが増えている
  • 「婚活うつ」を放置すると本当のうつ病になってしまう
  • 疲れが取れないなど身体的な症状として現れることもある
  • 「おかしいな」と思ったら一時的に婚活をストップして休む
  • ストレス解消や怒りの感情の処理が「婚活うつ」予防には大切
  • 休んでも疲れが取れないなど困ったら医師の診察を受ける
  • 精神科、メンタルクリニックに行っても自費診療ならばバレいないし通院歴もつかない

ABOUTこの記事をかいた人

婚活ライター 松田謙太郎

丸の内サラリーマン→うつ病→5年闘病→フリーライターとして再起を図った人。独自の婚活理論に基づきライターとして活躍。自身の理論を立証するように婚活で2017年結婚。セミナー講師として、婚活やメンタルヘルスの講演もあり。