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破局か結婚。付き合う期間で変わる遠距離恋愛の結末
遠距離恋愛で破局してしまったカップルの交際期間
遠距離恋愛をする多くの人は、一年未満なら我慢できるという人が多く、それ以上になると我慢できず「辛すぎて破局したい」「幸せになりたいから別れたい」と交際を解消するカップルが続出すると言われています。
遠距離恋愛は慣れもありますが、どれだけ精神的に自立しているか、会っている時と会えない期間のギャップや感情の起伏を抑えられるかが非常に重要でしょう。
仕事が忙しくて自分の時間もまとまって欲しい、でも会いに行った時には恋愛モードに切り替えることができると、心の入れ替わりを楽しむことができたり、自分の中でコントロールできる人であれば、あっという間の一年間でしょう。
もちろん一人で乗り越えることはとても難しいので、都度恋人と一緒に少しずつ進んでいきましょう。
遠距離恋愛から結婚までに至ったカップルの交際期間
遠距離恋愛のカップルが結婚を決めるのは、付き合ってから約半年〜1年。そもそも遠距離恋愛から結婚に至るまでのカップルは非常に少なく全体の1〜2割と言われることも…。
遠距離恋愛を始める時にはまずゴールを決めると言われていますが、そのゴールが結婚になる人も多いといいます。しかし実際はなかなか交際がうまくいかず、残念ながら別れを選ぶ人がほとんどだとか。
多くの場合、結婚を前提にお付き合いを進めているか、二人の年齢的に結婚したいと思った時、会社をやめるタイミングなど、様々なきっかけを経て結婚する運びになります。
遠距離恋愛中の相手と結婚をしたい人は、そもそも二人に結婚願望があるのか、二人でこの先も一緒にいることができるのかなど、時期を決めて話し合うことをオススメします。
両者の違いは期間だけではない
破局するカップルも1年だけれど、結婚するカップルも交際期間は1年…。この二つのカップルにはいくつかの差があります。
遠距離恋愛となると、どちらかがもう一人の方へ居住地を移動させる必要があります。二人とも今働いているところから離れて新天地にいくという選択肢もありますが、二人とも会社をやめるリスクを考えると、確率は少ないでしょう。そこでどちらかがその居住地から離れる退職のタイミング、また子供が欲しいと考えた時の年齢や誕生日などが区切りとなり、結婚に至るケースがあるそう。
どちらにせよ「結婚したい!」と思った時点で、二人でどこに住むのか、会社はやめるのかなど今後のことをしっかり話し合い、意見を一致させる必要があるでしょう。
遠距離恋愛期間が長くても仲良くやっているカップルの特徴
しかし中には2年も3年も遠距離恋愛を続けることができているカップルもいるのです。そんなカップルに見られる特徴をご紹介します。
経済的に普段から苦労していない
遠距離恋愛が長く続けば続くほど、経済的な負担も大きくなっていきます。例えば片道10,000円かかる場所に住んでいると往復20,000円。月に2度会いにいくと一ヶ月40,000円。それが1年続くと48万円。2年続くと96万円…。
もちろんそこからさらにデート代や食事代などが含まれるので、簡単にさっと払える金額ではないですよね。2人とも同じくらいの金額を払っていたはずなのに、片一方にしわ寄せがいってしまい、喧嘩になってしまうこともあるのです。
2人とも経済的に余裕がないと、だんだん会うのが億劫になってしまい、月2度だったのが月1に、3ヶ月に1回に、半年に1回とどんどん数が少なくなってしまうのです。
2人とも普段からお金に苦労していないカップルの方が、長続きするはず。
1人の時間と2人の時間のバランスがちょうど良い
交際期間が長ければ長いほど、不安なことが増えてきたり距離をはじめとした様々な問題が出てくるもの。慣れてきたと思ったら、急に悲しくなって会いにいきたくなったり、会いにいくのが億劫になってしまい他の人と恋愛したら辛くないのか…とネガティブな考えに陥ったり…。
交際期間が長いのに恋人とちょうど良い距離感を保てているのは、自分の時間と仕事に時間、そして恋人との時間がちょうど良い割合になっているから。1つでもこのバランスが崩れてしまうと、遠距離恋愛に対して大きなフラストレーションを感じることとなるでしょう。
バランスよく時間を保つには、意識して変えていく必要があります。
お互いをしっかり信頼する
遠距離恋愛で一番大切なことは「信頼」です。離れているぶん、もしかしたら様々な誘惑があるかもしれません。“寂しい”から生まれた一瞬の迷いが、大きな間違いを起こしてしまうことだってあり得るのです。
これは自分だけに起こるものではなく、残念ながら相手がきっかけで起こってしまうこともあります。遠距離恋愛中の浮気や心移りの不安を乗り越えるためには、信頼が1番の鍵。2人がしっかりお互いを知って信頼をしあえていれば、相手の浮気を疑うこともなければ無駄な詮索もしなくて済むのです。
遠距離恋愛での浮気や心移りを阻止することは非常に難しいもの。遠距離恋愛で浮気をする男性はたとえ近くにいても浮気をします。たとえ浮気されても自分を責めないようにしましょう。
【実録】遠距離恋愛の破局しそうな期間を乗り越えるためにやったこと
「でも別れたくない…」そんな時にチャレンジしたい3つのことをご紹介します。
こまめに連絡を取る
もう別れそうかも…という思いや倦怠期は、遠距離恋愛でもあるもの。
これを乗り切るのには、たいていの場合コミュニケーション不足が原因です。気づいていないレベルで我慢が積み重なっていたり、言いたいけど言えないという状況が少しずつ積み重なってしまったり…。
忙しいことが理由でなかなか電話ができていない、メッセージの連絡を遅らせがちになってしまう場合は、いつもより彼への連絡頻度を上げ、連絡を取り合ってみてはいかがでしょうか。実は別れたいかも…と思っていた原因が、彼の声を頻繁に聞くだけで解消されることもあるかもしれません。
気をつけたいのは、早まって「別れたい」という気持ちを伝えてしまったり、察されてしまうことです。
二人で旅行に行く
遠距離恋愛でなかったら、しょっちゅう相手の家に泊まりに行くことができますが、遠距離恋愛では、非常に短い時間を一緒に過ごすことになってしまいます。
もう一度相手との関係性を見つめ直すためにも、ふらっと国内旅行に出かけるのもアリです。普段見慣れた都会から離れて静かな田舎町で新鮮な空気を吸いながら、大切な人とリラックスするだけで非常に素敵な時間を過ごすことができるでしょう。
二人の家を行き来するだけではマンネリ化は進んでしまいます。ちょっと息抜きに少し遠くでゆっくりするだけで、二人の関係性が柔らかくなるかもしれません。
二人でしっかり話し合う
「最近うまくいっていないかも…」と少しでも思ったら、とにかく二人で真剣に話す時間を設けるべき。
何が原因かわからないまま時間が経ってしまうと、根本的な原因が放ったらかしになってしまい、結局解決できる問題も解決できなくなってしまうのです。問題が大きくややこしくなる前に、二人でこうなってしまった原因はなんなのかをよく話し合ってみると、意外と簡単に解決できてしまうかもしれません。
遠距離恋愛は期間ではなく心の距離が大切
遠距離恋愛では期間が長くなるにつれて別れてしまう確率が上がるもの。それを乗り越えるためには、二人の心の距離だけはいつまでも近くにあることが重要です。
ちょっと上手くいかないな…と少しでもネガティブになってしまったら、すぐにでも軌道修正を測ることが大切です。こまめに連絡を取ったり、二人で真剣に話をする時間を作ったり…。
今はネットに繋がっていればいつでもどこでも顔を見て話せる時代です。便利なアプリや連絡手段を用いて、心の距離はグッと近くにあるように心がけましょう。
遠距離恋愛の最終地点は破局か結婚のどちらか。どちらの選択をするかは、交際期間や二人の関係性に非常に大きく関わってきます。