遠距離恋愛中に相手を近くで感じる方法では電話が一番!
と感じている人も多いではないでしょうか?今はテレビ電話もできるようになり、声だけでなく相手の顔もみることができるので、寂しい遠距離恋愛を支える必須の習慣になっています。
しかし、その電話が原因で恋人の関係が悪くなったという経験をお持ちの人もいるのではないですか?
たしかに使い方によっては電話がケンカのもとになる可能性があります。そうなってしまっては本末転倒です。
ここでは遠距離恋愛中に電話でケンカになる原因と、仲を深める最適な使い方を紹介します。
目次
遠距離恋愛中の電話がきっかけでケンカしてしまうパターン
<遠距離恋愛中にケンカになる原因①>電話の頻度が多すぎる、長すぎる
会社の愚痴やうまくいかなかった仕事の話、最近友達と飲んだ時に話した些細な話題など、なかなか会えないと積もる話があり、ついつい長電話になってしまいます。
でも実は、女性より男性の方が電話に対してストレスを感じていることはご存知ですか?
男性より女性の方が話好きで電話には抵抗のないパターンが多くあります。それを知らずについつい楽しくなってしまって、気づいたら一時間、二時間経っていたなんてことも…。これが原因で仲を深めるはずの電話が喧嘩の種になってしまうのです。
長電話は数日に一回と決めて、週に数回の短い電話に留めてみるのはいかがでしょうか?
電話を多くしたいというのは安心したいという心の表れ。こうやって少しずつ頻度と回数を調節していくことで、心も安定するのでぜひ試してみてくださいね。
<遠距離恋愛中にケンカになる原因②>電話の頻度が少なすぎる、短すぎる
忙しすぎてしまうと、電話の頻度は一気に落ち込んでしまいます。声が聞きたいのに…という思いが積み重なって「なんで電話くれないの?」という疑問に発展してしまいますよね。
でももしかしたら今相手は仕事の大きな壁にぶつかっているのかも。まずは忙しい間にも連絡をくれていることに感謝しましょう。そしてまずは何が原因で連絡が少なく話す時間も短くなってしまっているのか、相手の様子を伺ってみます。
ポジティブな話で少し電話時間が長くなるのを、ネガティブな状態の彼にとっては苦痛で電話を進んでできない要因かもしれません。
さらにもともとマメじゃないのに一生懸命頑張った結果疲れてしまったというパターンもあり得ます。
まずは相手を責めることなく原因を突き止めましょう。
<遠距離恋愛中にケンカになる原因③>どちらからしか電話をかけない
「彼から全然電話をかけてくれない…」長く遠距離をしているといつもアクションを起こす方と受け身に自然に分かれていきます。
ここで相手にどちらがマメなタイプなのかでこの役割は変わってきますが、普段受け身の彼に「あなたから電話して」というのは実は意外と無理難題。一言で変わるなら向こうも積極的に電話をかけてきているはずです。
相手に強要するのではなく「たまにはあなたからの着信が欲しい」というお願いをしてみるのはいかがですか?
それも可愛らしく「お願いがあるんだけど」という一言が必要です。意外と多くの男性は女性の心なんて読めません。伝えるのに当たって、こちら側はどうしたら相手にお願いを聞いてもらえるかを考える必要があります。
遠距離恋愛中の彼/彼女との仲を育む電話の内容
本音でぶつかればいい問題ではないコミュニケーションのコツをご紹介します。
<遠距離恋愛中でおススメな電話の内容①>離れているからこそ愛を伝える
月に一度、数ヶ月に一度しか会えない遠距離恋愛中のカップルにおいて、言葉で伝えるということは非常に大切なことです。「好きを察して」なんて無理難題。遠距離恋愛中はしっかり思っていることは言葉で伝えるようにしましょう。
特に愛情表現はできるだけこまめに伝えていくのが良いです。お互いに不安になってしまいますし、思ってても言わなかったことが原因で、相手に不必要な心配やストレスを与えてしまうのです。
最低でも4〜5回に一回は甘い言葉で表現してあげると良いでしょう。もしどうしても恥ずかしいならメールから初めてみてください。
しかし言葉で伝えるのは効果は絶大なのでできるだけ言葉で伝えられるように努力しましょうね。
<遠距離恋愛中でおススメな電話の内容②>次に会うときことについての話をする
「次の休み、何する?どこで会う?何を食べにいく?」という次に会う時のデートプランや行きたいところなどを話すこともとてもおすすめです。
恋人はやっぱり癒されるもの。好きな人と行くところの話題はストレスさえも吹っ飛ばしてくれます。会話の内容もポジティブで話のネタが尽きることもないですし、話していない時でも電話で話す時のために「次どこに行こうかな」「二人で何をしようかな」と考えるだけで疲れも吹っ飛ぶはず。
会社の愚痴や女子会の話をしたって、彼が楽しいとは限りません。しかし二人のための話題なら彼の気持ちもあげることができるかもしれません。一日の限られた時間しか話すことができない大切な時間をぜひ有意義に利用してみてください。
悩みや不安なことを相談する
最近の悩みや不安を相談するのも、彼との電話に最適な話題です。好きな人に頼られたり、アドバイスを求められて嫌な思いをする男性はそうそういません。
しかし気をつけたいのは、女性は共感されたい生き物ですが、男性は「具体的なアドバイスが欲しいのかも」という前提で話を聞きます。ただただ普通の女子会のように最近の悩みを話すのではなく、仕事の悩みや、上司に対する疑問や愚痴など、どうしたら改善するかのアドバイスをもらえるように工夫しながら話すことが大切です。
一つだけ気をつけたいのは、彼が切羽詰まっている時だと相手の愚痴を聞いたり相談に乗るのはただの苦痛でしかありません。彼が今どういう状態なのかを確認した上で話始めると良いでしょう。
【実録】私が実践している遠距離恋愛中の電話のコツ
ここまで説明をしてきて、なかなか具体的にできないのでは?と思っている方も多いはず。
最後に現在遠距離恋愛中の私が実際に行なっている電話をする時のコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
次のデートのやりたいことリストを作っておく
遠距離恋愛中はどうしても街を歩いている他のカップルが目につき、特に冬なんて拷問です。そのためできるだけ頭の中で考えた「次のデートでやりたいことリスト」をスマホのメモに残しておくようにしています。
「何やりたかったんだっけ?」とならないように、そして電話をした時に「次こんなことしたい!」という案を投げておくと、彼がデートを組み立ててくれるからです。
しかしリストを実際に見直してみると「ピクニックする」「手を繋いで公園を歩く」「カフェで暖かい飲み物を飲む」といったような非常にシンプルなことしか記載されていませんが、結局「彼と一緒にいること」が私にとっての幸せだと気づくので、自分自身もハッピーになることができますよ。
次いつ電話できるか決めておく
私たちはお互い忙しいのでそんなにしょっちゅう電話をすることはありません。そのため、なんとなくですが次の電話の時間を決めておきます。
基本的には寝る時間の一時間くらい前がベストだと思っているので、電話をする前に話せるかどうかの確認を入れておいて、話せないならその一時間は別のことに当てます。ポイントは必ずしも話せると期待しないこと。
相手も仕事が長引いてしまったり、見たい映画があるかもしれません。相手を思いやり尊重することだけは忘れずに、どうしても声が聞きたかったら5分でもいいから電話できたらいいなあとあらかじめ伝えておくこと。
彼女にお願いされて放っておく男性はそうそういないでしょう。さりげなく伝えておくことが大切です。
共通の趣味の話をする
「話しすぎて話題がない」なんてことはそうそう起こりませんが、共通の趣味が映画をみることなので、多くの場合は最近見た映画の話で盛り上がることが多いです。
映画のジャンルも比較的似ているので、おすすめしやすいことと、先に見たらネタバレしない程度に、相手も好きかどうか、見るべきか見ない方がいいかなどを延々と話します。
私は共通の趣味があって付き合うことが多いのですが、もし共通の趣味がない場合は、それこそ映画やドラマの話、音楽の話などは意外と話が途切れないのでおすすめです。
遠距離恋愛中の電話で重要なことは、相手への配慮
遠距離恋愛中において、非常に大切なツールとなる電話。
しかしそれは相手の時間を直接奪ってしまい、結果喧嘩の原因になったり別れの原因になることがあります。メッセージだけではなく声が聞けるとても大切な連絡手段だからこそ、相手をしっかり尊重し、相手のことを考えて発言をしたり、連絡する必要があるものです。
上手に使えば二人の距離はたとえ遠くでも心の距離は縮まったままなので、ぜひ上手に使いこなしてくださいね。
ライターネーム:桃
92年生まれのフリーライター。
二度の国際遠距離恋愛と彼氏依存症の経験から、無理せずに愛され、幸せになれる方法を模索中。将来の夢はお嫁さん。
まずは、なぜ喧嘩になってしまうのか3つのパターンと対処法をご紹介します。