「人生で一度は付き合ってみたい!」と言われる外国人彼氏。国際恋愛は出会いがあってもなかなか本気の交際に発展しないことがよくあります。しかし相手をしっかり見極めていれば、不真面目な相手に真剣に恋をしたり、弄ばれなくて済むはず。
そこで、実際に国際恋愛をした私がお伝えする、国際恋愛の馴れ初めから付き合い方、楽しさ・辛さから、出会える場所などをご紹介します。
目次
彼と出会ったきっかけ
私と彼が出会ったのは、共通の友人の紹介でした。大学生のときに留学先でできた友人が日本に留学することになり、その友人を介してできた外国人グループの中の一人でした。
最初はメッセージのやり取りをほぼ毎日することに。そのうち共通の友人が帰ってしまったので、そこまで彼の素性を知ることなく、毎日メッセージを送り合うだけの関係になりました。
アメリカ人の彼は日本語が話せなかったので、使う言語は英語。久しぶりの英語での会話に戸惑いながらも、私たちの間には映画という共通点があり、話題が欠かさなかったことが次のステップへの鍵だったかと思います。
国際恋愛では、文化も歴史も違う二人なので、共通の趣味が唯一の繋がりになります。それをどれだけ早く見つけることができるか、その話題でずっと話がしていられるかが非常に重要かなと思います。
私の場合はたまたま友人の紹介でしたが、これからご紹介する言語サークルや国際交流イベントなどを、日本で利用している外国人もとても多いので、もし最初に一対一で会うのが怖いな…と感じている方は、日中に開催される言語交換サークルなどがとてもおすすめ。
出会ってから付き合うまで
毎日メッセージのやり取りをしていたのですが、とうとう実際に会うことに。友達の紹介とはいえ初めてのデートは安全な場所がいいと思ったので、土曜日のお昼に水族館へ。
会う場所は日中の人がたくさんいるところをチョイスすることで、危ない目に遭う確率も低くなるのではないかと考えました。最初のデートはうまくいき、二度、三度と会って行くうちに気づけばクリスマスに。一緒に過ごそうということになり「もしかしたら付き合っているのかな」と感じ始めました。
さらに年を越すと彼の方から「両親に可愛い彼女ができたこと、報告したよ」という話があり、そこで改めて付き合っていることを自覚しました。二人とも好き同士だけど本気なのかな…と確証を得られるまで時間がかかるので、相手の出方を確認しつつ、自分の気持ちもさりげなく伝えるようにしました。
外国人男性は彼女ができたら隠すのではなくオープンにしたいと考えている人が多いので、家族や友達に紹介するのは意外と早め。友達を含めた交際や、家族に紹介する時にあなたを「ガールフレンド」という風に紹介をしたら彼女です。
しかし付き合ってると思ってもなかなか友達や家族の話が出ない…なんて方は一度気持ちをストップした方が良いかもしれません。
もちろんすべての人が紹介するとは限りませんが、もし不安になってしまったら、直接「私たちの関係ってなに?」と聞くことも良いかもしれません。
遠距離恋愛中の付き合い方
遠距離恋愛中はコミュニケーションを大切にすることを心がけていました。実際の距離だけでなく心の距離が離れないように、日頃から出来るだけ電話をしたりメッセージのやり取りをすることで、二人の仲を深めるようにしています。
さらに記念日や誕生日は必ずプレゼントを送りあったり、ビデオ電話をしながらご飯を食べたりケーキを食べて一緒にお祝いをすることも。どれだけ離れていても恋人らしいことは欠かさず行います。
会いに行く回数は少なくなってしまいますが、そのぶん甘えたいのはずっと我慢をし、久々に会えたときには思いっきり甘えるようにしています。なかなか会える機会がないと、久しぶりに会うときはとても嬉しく、新鮮な気持ちになるのがとても楽しかったです。
確かに会いたい時に会えない、今顔を見て一緒に過ごしたいという時に一緒にいることはできないけれど、自分自身がどんどん精神的に自立していっている気がしました。
また男性から「幸せにしてあげる」と言われるのに違和感を感じるようになり、「幸せ同士の二人がいればそれでいい」という恋愛の価値観へ変わったのが、自分の中で大きかったです。
国際恋愛の楽しさ・つらさ
基本的に好奇心旺盛なので、育った文化が違う、母国語を話さないという国際恋愛の根本的な違いは基本的に面白く感じていました。
例えば、病気の時に相手にしてあげることや小さい子供に聞かせてあげる曲、知れば知るほど面白くなる文化や歴史、言語など、国際恋愛で壁になると言われるものはとにかく楽しいと感じることが一番大切だと思っていました。
さらに共通語が英語だったことから、私の英語がどんどん上達する上に、自分の気持ちは積極的に言葉にして伝える「ハイテキスト文化」のおかげで、相手の顔色を伺ったり空気をよむことはなかったので、非常に付き合いやすいのかなと感じました。
逆に辛かったのは何度言っても伝わらなかったり、重要なことを相談したいのになかなか言葉が出てこないなど、日本人と交際していればあり得ないことも言語の壁によって伝えるのが難しくなってしまうこと。
明らかに私の力不足だなあと現実を突きつけられている気がしてしまうのは、慣れるのに時間がかかってしまいました。
1.外国人の恋人ができるよくある馴れ初め3パターン
バー・クラブ・交流イベントなど外国人の多い場所に出向く
外国人が集まる一番の時間帯は夜。日本でもたくさんのナイトライフを楽しめる場所がありますが、クラブやバーは鉄板です。外国人がよく集まるクラブやバーはエリアが限られているので、積極的に出向くと良いでしょう。
さらに週末などを中心に開催されるアクティビティやカフェなどで行われる交流イベントも出会えるでしょう。ここでは日本人女性とお話がしたい!日本語をもっと学びたい!と思っている方が集まる場所。
もちろん中には彼女が欲しい!一夜だけ楽しみたい!という人も紛れていますので、まずは話をして仲を深める必要があります。不安な方はお昼から行なっている国際交流イベントもあるので、ぜひ選んでみてください。
言語交換で自然にコミュニケーションを取るようにする
言語交換イベントは自然に話をしている中で仲が深まることがあるので、非常におすすめです。相手が知りたい日本語と自分が勉強したい言語を相手がよく知っていれば、あとは共通の話題を見つけて話すだけ。
時間帯も比較的明るい時に開催されていることがあるので、比較的危ない目には遭いにくいでしょう。いきなりイベントに行くのは…と思っている方はアプリから始めてもいいかも。
「HelloTalk」ならメッセージを通して言語を学ぶことができます。同じく言語を学ぶことができる「Flamingo」は実際にカフェなどで会って言語の勉強を受けることができるアプリ。
まずはダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
面白い旅人と体験をシェアする
近年訪日外国人が年々増えているのはご存知かもしれませんが、なかなか会う機会がない…なんて方も多いですよね。
そんな時におすすめなのが「CouchSurfing」や「Airbnb」。これは日本に遊びに来ている外国人と文化体験やガイドを通じて、もっと仲を深めることができるサービスです。
ただ観光地を回るだけの旅は、外国人も楽しくありません。日本人と一緒に日本を楽しみたい!という人も多いので、ぜひ登録してみてくださいね。
国際恋愛の馴れ初めを聞いて恋したくなったら一歩踏み出そう
国際恋愛が特別なもの扱いをされたり、そういう話を聞くたびに「そうではないよ」と訂正している私ですが、確かに国際恋愛を経て自分の中で変わったことがいくつもありました。これはきっと日本人男性との交際では得られなかったことだと思います。
どこか「楽しくて優しい彼と付き合える」と思われがちな国際恋愛ですが、憧れ以上に辛いことや大変なことも多いもの。もし好きになった相手がたまたま日本人男性ではなかったら、これまでにご紹介したことを思い出してください。
まずは違いを楽しむこと。素敵な相手と素敵な恋愛ができますように!
そもそもどうしたら相手に巡り会えるの?どんなところから真剣交際に繋がっているの?
そんな疑問を持つあなたへ、外国人男性と出会えるおすすめの3つの場所をご紹介します。