結婚式を終えて、幸せな日々が始まると思いきや、たくさんのハードルにぶつかっているようですね。でも、心配しなくても大丈夫です。新婚生活に悩みはつきものですし、初めからうまくいくことなんてなかなかないでしょう。
この記事では、新婚生活における悩み・心構え・NG行動を解説します。この記事を参考に、少しずつ悩みを解消していきましょう。
目次
新婚生活で起こりうる悩み
- 家事を手伝ってくれない。
- 会話が少ない。
- 生活スタイルの違いで意見が食い違う。
家事を手伝ってくれない
家事が片方に集中してしまうことによる悩みです。仕事帰りで疲れ切ってしまい、料理をつくってくれなかったり、洗い物をしてくれなかったり、お風呂のお湯はりをしてくれなかったりなど。でも、パートナーも頑張っていて疲れているだろうから言いにくかったり。
家事は女の人がやるものという古い価値観を持っている方もいるようです。「十分働いているから家事はやらない!」となると、残されたパートナーの方はしんどくなってしまいますよね。
会話が少ない
会話が減ってしまうことにはいろんな理由が考えられます。
- 家で一緒にいる時間が少ない。
- 前回の喧嘩のモヤモヤが解消されていないままになっている。
- 仕事が忙しすぎて、帰ってからは最低限のことだけしてすぐに寝てしまう。
大きな理由としては、仕事が理由のものと、二人の関係性が理由のものがあります。
働く時間にズレがあると、そもそも話す時間自体に制限が出てきてしまいます。また、忙しい仕事ですと、帰ってからは食事・入浴・睡眠だけということも起こりえます。会話が少ない理由として、仕事の影響は大きく出てきます。
二人の関係性が理由のものでは、前回の喧嘩のモヤモヤが解消されないままになっていることなどがあります。モヤモヤが解消されないままでいると、「どうせ分かってくれないんだ。」と相手に対する不信感につながってしまいます。
会話が少ない状態が続いてしまうと、相手が何を考えているのかわからなくなってきたり、相手の行動の理由が理解できなくなってきたりしまいます。一緒にいるのに、情報や気持ちが話によって共有されていない状態ということは、すごく心地悪い感じがするものなのです。
生活スタイルの違いで意見が食い違う
二人で暮らしていると、いろんな生活スタイルの違いがみえてきます。
- 洗濯物のたたみ方や干し方
- 掃除の頻度
- 料理の傾向
洗濯関係は特に違いが出やすいです。種類ごとに分けて洗濯するところもあれば、まとめて洗濯するところもあります。干し方だと、ハンガーを使うところもあれば、洗濯バサミだけでする家庭もあります。たたみ方は特にこだわりがでやすいところです。気に入らないたたみ方だと、たたみなおしたくなってしまい、イライラしてしまうということがあります。
このようなちょっとした違いはたくさん見えてきます。それを話し合って調整していけるといいですが、調整できずにいると「本当はこっちのやり方の方がいいのに、、、」とストレスを感じてしまいます。
新婚の夫婦関係の悩みを改善する心構え
- 相手の立場に立って考えるようにする
- 当たり前のことにも感謝をする
相手の立場に立って考えるようにする
改めて考えてみると、当たり前のことなのですが、夫婦は二人で一緒に生活をしていくものであり、自分のことだけを考えていては成り立ちません。自分のことを大切にすることと同時に、パートナーのことも大切にすることを忘れてはいけません。
そのためにも、相手の立場に立って物事を考えるということを意識的に行うようにしましょう。例えば、あなたが仕事終わりで疲れて帰ったとき。普段なら、疲れているので、晩御飯やお風呂の準備などの家事をパートナーに甘えたり、押し付けたりしてしまうこともあるでしょう。
ですが、こういうときこそパートナーの立場に立って考えてみましょう。あなたが1日大変だったように、パートナーもあなたが知らない1日を過ごしているのです。もしかしたら、あなた以上に大変だったり、職場でトラブルを起こしていたかもしれません。そこへの想像力をなくして、自分が楽するために、パートナーに家事を依存してしまうと、疲れているパートナーにより負担をかけていることになるかもしれません。
自分が1日いろいろあったように、パートナーにも1日いろんなことがあったのです。そこへの配慮を忘れず、帰ったらまず相手の話を聞くなどして、お互いに配慮しながら生活していきましょう。
当たり前のことにも感謝をする
二人で暮らすことに慣れてくると、いろんなことが当たり前になってきます。特に家事を役割分担していると、洗い物してくれるのは当たり前、洗濯してくれるのも当たり前となっていきます。そうなったときに起こることは、逆にその洗い物をしてくれていなかったときに、「なんでしていないんだ」と不満に感じてしまうことです。
このように何かしてくれていることを「当たり前」と捉えてしまうと、それをしてくれていなかったときに相手にぶつかってしまうのです。こうなると、互いに家事ができているかどうか「管理的」にみるようになってしまい、しんどいですよね。まずは、自分や二人のために何かしてくれていることを、ずっとやってくれているからといって、感謝しないことをやめましょう。
よくやってくれていることは、感謝しない理由にはなりません。むしろ、ずっとやり続けてくれていることに感謝しましょう。
新婚の夫婦関係を悪くするNG行動
- 相手の話を聞かないで、決めつけて話す
- 二人でいるのに、スマホをいじる
- やってくれた家事の文句を言う
相手の話を聞かないで、決めつけて話す
「お前はいつも⚪︎⚪︎だから、こうなるんだ!」など、「いつも」という言葉でパートナーのことを決めつけてしまう人がいます。しかし、よく同じ失敗をするからとはいえ、いつも失敗の原因が同じとはかぎりません。また、実際の様子や本人の話を聞いていないのに、そのように決めつけてしまっては、パートナーは自分の気持ちを尊重されていないような感じがして嫌な気持ちになってしまいます。
二人でいるのに、スマホをいじる
二人でいるのに、ひたすらスマホをいじっていると、パートナーに「一緒にいて楽しくないのかな?」と思われてしまうかもしれません。本人は、ただSNSを見ているだけかもしれませんが、自分が気づかないうちに、相手を嫌な気持ちにしてしまうメッセージを発信してしまっているかもしれません。
やってくれた家事の文句を言う
「ここ掃除できてないんだけど。」など、できていないところを指摘しないようにしましょう。パートナーがせっかくやってくれたのに、水を差すような言葉をいってしまうと、パートナーは「せっかく頑張ってやったのに」と嫌な気持ちになってしまいます。感謝の気持ちを忘れないようにし、どうしても家事の質で気になるところは、自分でやるようにしましょう。
まとめ
新婚生活に悩みはつきものです。いろんな悩みの形はありますが、多くの原因は「話し合い不足」にあります。言えていないことを言うということは難しいですが、話し合いの量を増やしていくと、少しずつそのハードルは下がっていきます。
日常のちょっとしたこと話題から始め、なんでも言い合える関係をつくっていきましょう。