そんなモヤモヤした思いをしたことはありませんか?そんな相手に試したい、デートに誘う時のYESの法則。
これは人間の「一慣性の法則」を使用し、5回連続YESを相手から引き出すことができれば、それ以降の質問にもYESが出やすいという心理学を用いて、6回目に本当にYESと言わせたい質問を持ってきて、デートに誘う作戦です。
このYESの法則について詳しくご紹介します。
目次
YESの法則とは?
YESの法則とは、相手から「YES」を引き出すために、こちらから仕掛けてよく考えないとYESを出すことができないこともNOと言わせない雰囲気に持っていく心理学を用いた策です。
人間には「一慣性の法則」という法則があります。いきなり何も考えずYESと答えることができる質問を最初に並べると、そのあとの質問もYESと答え、NOと言えなくなってしまう法則があります。
今回のYESの法則は一慣性の法則を上手に用いて、相手から欲しいYESを引き出すという心理学のテクニックです。
およそ5回のYESが引き出せれば、そのあとに続く質問にもYESを出させることは難しくないという結果が出ていますが、なかなか難しいですよね。
パッと思い浮かんだ時に行うのではなく、あらかじめどんな質問だと不自然ではないか、最終的にYESと言わせたい質問に持っていくことができるかと、よく考えてから実践するべきテクニックです。
YESは肯定、NOは否定。肯定のYESを言い続けることで会話に安心が生まれ、気持ちがポジティブになり、そのまま深く考えずにYESを引き出すことができるんだとか。
このテクニックを使用してデートを実現させる方も多いといいます。
YESの法則はほんとうに効果があるのか?
これは仕掛けていくこちら側が上手に相手をコントロールできるかどうかにかかっています。
まず、YESの法則は5回YESというとその後の質問もYESが出やすいということ。この法則に乗っ取り5回目までは簡単な質問を繰り返し、その流れで6回目の質問で本当にYESと言わせたい質問を持っていきます。
そうすることでこれまでの流れ通りYESと言っていたものに、よく考えればNOとも言える回答を、人間の持つ「一貫性の法則」に基づきYESと言わせることができます。
「一貫性の法則」に基づくと、YESと言っていたものに急にNOというのはちょっと躊躇ってしまうんだそう。この原理を使ったのがYESの法則ですが、このYESの法則を使うのには、事前準備をしっかりすることが必要で、質問をしっかり考えておくことが必要です。
最初は簡単な質問から、6回目の一番答えさせたいYESまで相手を誘導していくテクニックが必要です。
…と、ここまでさも簡単にできるように説明してきましたが、これから恋愛においてどんなことをすれば効果が得られるか、より具体的にご紹介していきます。
YESの法則を使った恋愛テクニック
「YESの法則」を使い、6回目に本当にYESと言ってほしい質問を持ってくることで、気になる相手をデートに誘ったり、二人きりになれるチャンスを作ることができます!
そこでこのYESの法則を利用して、実際に相手をデートに誘うことができるのか、恋愛テクニックをご紹介します。
YESの法則を活かすシュチュエーション
YESの法則を活かすシチュエーションは、二人きりで外にいる時がおすすめです。そして相手をどこかに誘いたい時や、お願い事をしたい時に活かす時が良いでしょう!
相手をどれだけ質問に集中させながら話を聞いてもらうことが大切なので、グループで遊びに行っている中や、大人数でなかなか声が聞こえない時にこのテクニックを使用しても成功率は低いでしょう。
そのため、静かなところや二人きりになった瞬間や、外にいて開放的な気持ちになっているときなどが、YESを出させることに成功するようです。
5回目までのYESを出させる質問を書き出して覚えたりという事前準備も必要ですが、場所や二人きりになるというシチュエーションも大切です。
グループデートでどこかに行った帰りや二人で抜け出すタイミングができた時も良いですが、大人数でいるときは、こちらが質問していてYESを出させている間に、誰かに遮られたりする場合がありますので注意が必要です。
さりげない小さな話題から入ることで、どんどん質問に集中させていくことが大切です。
YESの法則を活かす具体的な方法
まずどこかに誘いたい、どこかに一緒にいきたいと行った目的を決めることです。
映画館に行きたいのか、鍋を食べたいのか、気になるカフェでパフェを食べたいのか、アイスクリームを食べたいのか。具体的に決めておく方が良いでしょう。
YESの法則を活かす具体的な方法は、その目的の質問をするために、前に質問する5つの項目を決めていきます。この5つの質問項目が、6回目に聞く本当に聞きたいことにYESと言ってくれるかが掛かっています。
「アイスクリームは好きですか?」と聞くと「いきなり何?」となってしまうので、最初は軽い話題で誰でもYESが言えるような質問が良いです。
例:
- 「最近暑いですね〜…」
- 「35度ってどこも行きたくなくなりますよね…」
- 「お散歩も気軽にできないですよね」
- 「暑い時って冷たいもの食べたくなりますよね」
- 「アイスクリームとか良いですよね〜」
- 「美味しいアイスクリームのお店があるので一緒に行きませんか?」
今パッと思いついた会話例ですが、最終的にYESと言わせたいのは
「アイスクリームのお店に一緒にいく」
ということ。
そこにいくまでにしっかり導線を張ってYESと言わせる質問を考えること。さらにこれを屋外の少し暑く涼んでいる時に質問されたら、相手により「アイスクリームが食べたい!」と思わせることができるので、効果的でしょう。
YESの法則を活かしたい相手
YESの法則を活かしたい相手は
- 知り合ってそこそこ経つのになかなか二人っきりでデートに行けない人
- いつもグループでは会うのに二人で一度も出かけたことがない人
- いつもタイミングを逃してしまいデートに誘いたくても誘えていない相手
に効果的です。
コミュニケーションは取れているのに、なかなか次に行けないのはあと一推しだからです。
具体的な方法でもお伝えしましたが、まずはどんなところに行きたいのか、何がしたいのかをざっくり決めたから、二人きりで誰にも邪魔されないタイミングを見計らって、さりげなくYESの法則を活かしながら誘うと上手くいくでしょう。
コミュニケーションが非常に大切となってきますが、質問の始まりが非常に軽いものなので、まだ連絡先を知らない人でも「この人とデートに行きたい!」と思ったら使うことができるテクニックなので、おすすめです。
逆になんどもやりとりをしていて仲の良い相手だと「いきなり遠回しにどうしたの?」と疑われてしまうので、あまり話したことのない相手こそ話しかけられたことにびっくりしながらYESの法則でYESと言ってしまう可能性が高いです。
緊張せずにゆっくり話を進めることができれば良いでしょう。
まとめ
ここまで例えを入れながら「YESの法則」について紹介してきましたが、行うことは非常に簡単。
- YESと言わせたい質問を6つ目に持ってくる
- それに関連する質問を簡単なものから順番に1〜5までピックアップする
- 相手に聞いてYESを引き出す
あとは細やかなテクニックなどは必要ありません。人間の「一慣性の法則」があなたに味方してくれるでしょう。
しかしこれには必ずYESを出すための質問候補やシチュエーションを考える必要があります。もし難しい場合は、仲の良い友人に一度試してみるのもおすすめです。準備の段階で完璧であれば、相手に行う本番でもきっと成功するはず。
笑顔を忘れずに、積極的に「YESの法則」を利用して素敵なデートにしてくださいね。
恋愛心理学は非常にたくさんあります。そしてそれぞれのテクニックによって使うべき相手・シチュエーションを選びます。また自分の性格上合う・合わないがあります。もし自分に合わない恋愛心理学テクニックを使うとかえって自分を苦しめます。
なので全体的にどんな心理学やテクニックがあるかを知ることは重要です。当サイトでは恋愛心理学に関する記事をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:【全20種類】あなたにあった恋愛心理学が見つかる!気になるあの人を落とすテクニックを紹介
「いつもグループで会うのに、なかなか二人きりになれない…」
「いつもマイペースでなかなかデートに誘ってもらえないからこちらから誘いたい…」
「気になる相手と一緒にったら絶対楽しい場所があるのに、誘い方がわからない!」