恋愛は楽しい反面、イライラすることや疲れることも感じることも多いでしょう。
日本人同士でも疲れるのに、もし恋人が外国人の場合余計に悩まされる点が多く、恋愛自体が面倒になってしまうことがあります。
では、その原因はどこにあるのでしょう?今回は疲れる原因とそれぞれの解消法を国際恋愛経験者の方の実体験をもとに紹介していきます。
ぜひご参考にしてみてください!
目次
国際恋愛が疲れると感じる原因は一体なに?
言語に疲れる
たとえどれだけしっかりコミュニケーションが取れても、国際恋愛において言葉の壁は意外と高いもの。この壁はなくなることはなく、努力しても低くなるだけです。
どんなに言語が堪能でも、言語には一つ一つ文化や歴史背景が備わっていて、それを理解しないと言語の壁を取っ払うことはできません。さらにそこまで語学が堪能ではなく共通言語が日本語でないと、一回一回「あれ、これってなんていう単語だっけ?」「どうやって伝えたらいいんだっけ…?」と考えること自体、自分の中で少しずつストレスになっていきます。
いつのまにか「日本語だったら悩まなくていいのになあ…」と心と頭が疲れてしまいます。
日本にいると自分が通訳をしないといけない
国際恋愛中、日本にいるけれど共通言語が日本語でなく、さらに相手がそこまで日本語が堪能でなかった場合、彼の通訳・翻訳係りになるのはあなたです。実は仕事で通訳・翻訳をしていない限り、非常に負担になるこの係。
どこに行くのもまずは彼が楽しんでいるか、言語が大きな壁になっていないかを気にしながら歩くのは非常に心に負担がかかります…。
一番辛かったのは、英語のメニューがないレストラン。様々な食材を英語で説明する上に、ご当地料理になれば私でさえ何なんのかがわからないものをネットで検索し、どんなものか頭に入れ、それを英語に訳しわかるまで説明する…。
これほど辛い、疲れることはありませんでした。
友達が多く他の子に目がいかないか心配になる
日本に住んでいる外国人は、外国人の中でコミュニティを持っており、飲みに出かけることがよくあります。特に週末はバーやクラブで遊んでから帰ってくることも…。
友達が多く日本を楽しんでいるのは良いですが、ただでさえ外国人で優しいとなると、一緒に遊んでいる女の子の存在が気になってしょうがなくなるのです。
日本人と交際していればそんな心配もしなくて済むのに、まだまだ外国人だからといって近寄ってくる女の子もいるのは耳に入ってくるし…。そうやって彼が楽しい時間を過ごしている時も、少しずつ少しずつ負担になるのです。
国際遠距離恋愛が大変
国際恋愛中は彼が国に帰ってしまったり、自分が日本にいるとどうしても国際遠距離恋愛になってしまいます。時差が1〜3時間程度ならまだ頑張って時間を合わせることができますが、例えばアメリカなら時差が14〜17時間のところも。
会いたいけど会えない、今話したいのに相手は会社にいるなんて状況が続いてしまうと、どんどん一人に慣れるのと同時に、たまにくる寂しさの波に飲み込まれてしまい涙が止まらないことも…。
日本人だったらなあ…と思うと、心も疲れてしまいます。
疲れる国際恋愛を楽しむ・うまくいかせるために意識するべきポイント
そこでどうしても疲れてしまった時に、国際恋愛を楽しむ・うまくいかせるために意識するポイントを3つご紹介します。
疲れたらとことん甘えてみる
国際恋愛に疲れてしまったら、ただ何も言わず考えず、とことん甘えてみてください。
精神的にどんどん疲れてしまい心が休まらないと、本当は大好きなのに相手に非常識な態度をとってしまい、これまで気になっていなかったことまでどんどん気になるようになり…。最後には相手を嫌いになってしまう原因になってしまうのです。
「少し疲れが溜まってきたな…」と思ったら何も言わず彼に甘えてみましょう。優しく甘やかしてもらえばストレスも軽減されるはず。
心が疲れてしまうと何でもかんでもネガティブになってしまうので、まずは自分を甘やかしてあげて、心にスペースを作ってみましょう。
なんでもポジティブに捉える
先ほども少しお伝えしましたが、心が疲れてくると、どうしてもネガティブな思考になりがち。
「なんで通じないんだろう、語学力不足なのかな…」から「なんで彼を好きになってしまったんだろう…。日本人だったらもっと楽だったかもしれないのに…」と別れを切り出したくなるくらいまで、心が落ち込んでしまいます。
例えば、語学の壁を感じているなら「ここを乗り越えればまたステップアップができる!」彼と価値観が合わないなら「ここが理解できるなら恋人としてもっと深い関係になれる!」と、なんでも前向きに気持ちを切り替えられるようになると、ストレスは軽減されそうです。
+アルファの旅ができるように
例えば国際遠距離恋愛で彼の地元に遊びに行く時、だいたい都心ではなく田舎に住んでいることが多いのが海外の主流。「観光地なんて一つもないなあ…」「ただ彼と過ごせるだけか…」と思う気持ちもわかります。
そこで、日帰りで行ける旅行を計画したり、少しだけ有給で休みを取ってもらうようにしましょう。2〜3日の国内旅行に行ったりと、彼の地元+アルファの旅を計画すると、いつもの滞在にさらにもっと面白く、会いに行くだけじゃない楽しみも増えるので非常におすすめです。
ぜひ次の旅には+アルファの旅であなたも彼も二人が楽しめる旅行にするように計画してみてください。
国際恋愛に疲れたな、と感じたときの対処法
そんなあなたに伝えたい、国際恋愛に疲れたなと感じた時の対処法を3つご紹介します。
不満を彼にぶつけてみる
不満が溜まる、ストレスが溜まって疲れてしまうということは、少なくともあなただけではなく彼にも原因があるかもしれません。二人でゆっくり話し合う時間を作って、最近こういうことが疲れてしまうと打ち明けてみましょう。
カップルは一人の問題も二人でアイディアを出し合って乗り越えていくことが大切なのです。一人で悩んでしまってどんどん彼のことを思う気持ちが薄れていってしまうより、正直に打ち明けることで悩みを共有し、解決をする方がきっと楽です。
もし彼があなたの話を真剣に聞いてくれなかったり、雑に扱うようであれば、きっと彼はずっとそのままです。早めに関係をおわらせることも検討する方がようでしょう。
一旦距離を置いてみる
もし疲れてしまってどうしようもなく、自分から話し合うきっかけを作るのも難しいようなら、彼と一旦距離を置いてみることも一つの策。
疲れてしまったまま我慢をし続けてしまうと、本当は好きなのにどうしても我慢ができなくなって、ふとした時に大爆発をしてしまい、そのままお別れの道を歩むことになってしまうかもしれません。
「距離を置こう」と提案をするのではなく、こちらからの連絡を避けたり、彼のことを思う時間を減らしてみたり…。
疲れてしまうと彼の魅力にどんどん気付かなくなってしまうこともあるので、一度距離を置いてみると疲れによる負担が少なくなり、また彼の魅力の方が上回り乗り越えられるかもしれません。
別れるのも一策
あなたが疲れたことに関して何も助けをくれない、またそれでもうまくいかず、ずっと疲れて悩んでいる…という状況であれば、別れるという選択肢も頭に入れておくべきでしょう。
そもそも恋愛は楽しく幸せになるためにするもの。どんなに好きでも許せないことや壁にぶち当たってうまくいかないことがあり、それが解決しないならそれ以降交際をしていても二人は本当に幸せになれるのでしょうか…。
お別れは誰でも悲しいものですが、世の中にシングルの男性はたくさんいます。もしかしたらこの瞬間にももっとあなたを幸せにしてくれる男性に巡り合っているのかもしれません。
そのチャンスを逃さないように、常に自分にとってベストな選択をしてください。
国際恋愛で疲れた時は一回休憩をして
付き合う前は楽しいことばかりでポジティブでいられたのに、付き合ってみたらだんだんこれまで気付かなかったことが見えてきて、どうしても辛くなってしまったり、疲れてしまうこともあります。
様々な選択をしなければいけない時もきますが、いつどんな状況だって判断基準にするのは「あなたが幸せかどうか」。ぜひ素敵な恋愛をして幸せになってくださいね。
嫌いになったわけではないし、ちゃんと好き。でも原因はなんだろう…。
そんな悩むあなたに、国際恋愛で疲れてしまう4つの理由をご紹介します。