新婚夫婦の生活費ってどうなってるの?実際の内訳・抑える工夫・分担の仕方を解説

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新婚生活は楽しみな面も多いですが、一番不安なのはお金の問題がありますよね。

  • いくらあれば、生活できるの?
  • どうやって節約すればいいの?
  • 生活費の分担方法は?

そんな悩みを持つ方も少なくありません。

この記事では、新婚夫婦の実際の生活費や生活費を抑えるためにできる工夫について紹介していきます。

新婚生活を始めたばかりの夫婦は今後の生活費の参考にしてみてください。

目次

1.新婚夫婦の生活費の実際

これから新婚生活を始める方にとって、他の新婚夫婦の生活費が実際どのくらいかかっているのかは気になる点だと思います。実際の統計を元に紹介していきます。

新婚夫婦の生活費の実際①:平均はいくら?

新婚カップルの生活費は、「ゼクシィ 新生活準備調査2016」によると、1カ月あたり平均して22万円という結果でした。

新婚夫婦の生活費の実際②:内訳はどうなっている?

住む地域によって数万円の差があり、地域別に見てみると、2016年度の生活費平均は、首都圏が21.8万円、東海エリアが20.3万円、関西エリアが20.5万円という結果になりました。

また、住宅ローンを含む家賃、食費、光熱費・通信費、保険料、被服・理容費、交際・趣味・レジャーのそれぞれ平均は以下の通りです。

  首都圏 東海 関西
家賃 8.7万円 6.3万円 7.3万円
食費 4.2万円 3.6万円 4.1万円
水道光熱・通信費 2.2万円 2.5万円 2.2万円
保険料 2.1万円 2.2万円 2.2万円
被服・理容費 1.8万円 1.4万円 1.5万円
交際費・趣味 2.6万円 2.4万円 2.6万円
その他 2.8万円 2.4万円 3.4万円
合計 24.4万円 20.8万円 23.3万円

出典:「新生活準備調査2016 リクルートブライダル総研調べ」

首都圏と地方では、家賃の違いもあるため、地域によって金額差が出てくる結果となりました。この結果を見ると、家賃の違いで大きく生活費が変わってくることがわかります。他にもどうすれば、生活費を抑えることができるのでしょうか?

次に、生活費を抑えるためにできる工夫について紹介していきます。

2.新婚夫婦が生活費を抑えるためにできる工夫

生活費を抑えるためには、固定費と食費を見直すことが大切です。それぞれの項目で、具体的に抑える方法を解説していきます。

新婚夫婦が生活費を抑えるためにできる工夫①:固定費を見直す

固定費とは、毎月必ずかかるお金のことで、家賃、水道光熱費、保険料、通信費などが含まれます。毎月かかるため、しっかりと見直すことで長期的に見ると、かなりの節約になります。

手軽にできる固定費の削減は、通信費です。大手3社から格安SIMにすることで月額5000円程度、夫婦で変えた場合、1万円の削減になります。

まだ同居していない新婚夫婦は、手取りの25%未満の家賃の部屋を探しましょう。25%未満の家賃に抑えられれば貯金にまわすお金を増やすことができます。

家賃の安い部屋を探すためには、築年数が経過している家を探すことになりますが、古い家に住みたくない方は、比較的内見が綺麗なリノベーション物件やリフォーム物件がおすすめです。また、子供ができるまでの期間限定の家としてあえて安い賃貸や、どちらかがこれまで住んでいた家に同居して生活費を抑えることもできます。

また、水道光熱費は、水を流したままにしない、使わないときはコンセントを抜くなど日頃から意識して生活しましょう。例えば、使っていない炊飯器のコンセントをこまめに抜くと年間1,100円電気代が節約できます。

新婚夫婦が生活費を抑えるためにできる工夫②:食費を見直す

外食が多い夫婦は自炊をするだけで大きな節約になります

例えば、週に2回二人合わせて3000円の外食をする場合、1ヶ月で2万4千円かかりますが、自炊にすることでそれだけの金額を節約することに繋がります。

自炊でもなるべくスーパーの特売日にまとめ買いをしたり、業務スーパーやディスカウントストア買うなど工夫をすることで、さらに食費を抑えることができます。最近では、節約レシピでも美味しいものがたくさんあるため、節約を楽しみながら料理をするのもオススメです。

3.新婚夫婦の生活費の分担の仕方

新婚夫婦では、「どちらがお金を出す?」とお金の分担についても話すことがあると思います。

夫婦の収入によって、分担方法は変わってきますので自分たちに合った分担方法を選びましょう。

新婚夫婦の生活費の分担の仕方①:全額一方が負担する

収入の差がある場合は、片方が全額負担をする場合が多いです。

例えば、旦那さんの収入だけで生活費を負担することができれば、奥さんの収入を全て貯金に回すことができます。

奥さんが専業主婦の場合でも生活水準を下げる必要がないため、この分担方法を選ばれる方も多いです。ただし、旦那さんの給料が安定していて、それなりに多い収入である必要があります。

3−2.新婚夫婦の生活費の分担の仕方②:共通財布をつくる

家計の収支をはっきりさせる方法として、家庭用の共同財布を作るのも一つの手です。

お小遣い制で本人たちのお小遣いをその財布から引き出してもいいですし、あらかじめ生活費や貯蓄代全てを含めた一定額を共有財布に移し、残りを個人的な楽しみの費用にあてるという方法にすることもできます。

2人の収入額が同じくらいの夫婦なら、お互いに生活費を折半して共通の財布をつくる方法がおすすめです。負担額が平等であれば、喧嘩になることもありませんので喧嘩にならずに安心です。

ただし、どちらかの収入が極端に高い場合、負担している金額は同じでも収入に対する割合が偏るのでおすすめできません。

お給料が入るたびにお金を移すのが億劫になったり、昇給などするたびに、お金を入れる額の割合を考えるのが面倒になるという側面もあります。

新婚夫婦の生活費の分担の仕方③:項目別に負担する

「収入が多い旦那さんが固定費以外を支払う」「奥さんが固定費を支払う」のように金額に合わせて項目別に夫婦で分担する方法です。 家賃やスマホ代などの固定費と、毎月金額が変わる食費や水道光熱費に分けて分担するのがおすすめです。

一般的には家賃、水道光熱費など毎月決まって支払う項目を夫が負担し、食費や日用雑貨などのこまごまとした生活費は妻が負担する体制を取られています。これは、スーパーやドラッグストアなどで食事の材料や日用品を買うのが奥様に任せられているケースが多く、都合が良いからでしょう。

細かい計算が不要なので管理が簡単ではありますが、固定費と固定費以外の費用で金額が偏ってしまう場合があったり、相手のお金が不鮮明になる可能性があります。

まとめ

新婚生活にはだいたい22万円が必要で、生活費を削減しながら夫婦に合った分担方法を決めることが大切だということがわかりました。

楽しい新婚生活を継続していくためには、お金の問題にしっかりと向き合っておく必要があります。どちらか一方が我慢をしていると喧嘩になる可能性もあります。

これから子供ができると多くのお金が必要になるため、新婚生活からしっかりと生活費を抑えて貯金をして未来の蓄えを用意しておきましょう。

この記事で紹介したように、生活費を削減しながら、夫婦でお互いが納得のいく形で分担方法を考えていきましょう。ぜひ夫婦で協力をしながら、楽しい新婚生活を送ってください。