そんな相手がいる方は、ぜひこれから説明する『単純接触の原理』を利用してアプローチすることをオススメします。
行うことはとても簡単なので、久しぶりに恋愛をする、アプローチをする方でも、気軽にアクションを起こすことができるでしょう。
これから単純接触の原理についての詳しい説明、効果、テクニック、シチュエーション、具体的な方法、活かしたい相手をご紹介します。
目次
単純接触の原理とは?
単純接触の原理とは、接触する(会う・会話をする)回数が多ければ多いほど、相手のことが気になってしまい好きになっていくという原理です。
例えば
- 毎日同じ信号で会う人
- 同じクラスで同じ席に座る人
- 同じ電車に乗る人
- 同じジムに通って時間帯も同じ人
これまで親近感を覚えたことはありませんか?見つけられないと「あ、あの人今日いないな…」と一度も話したことがなくても、目で追っていたりふと考えたこと、ありませんか?
これこそ『単純接触の原理』です。
これを好きな人に対してこちらから仕掛けていくことで、相手に自分のことを認識させ、そこから恋が生まれるかもしれないという心理学を用いた恋愛テクニックです。
しかしこの単純接触の原理は、行き過ぎてしまうと逆に相手の反感を買ってしまったり、一歩間違えればストーカーになってしまうという危険性も持ち合わせています。
単純接触の原理を用いてアプローチを始める前にしっかり理解してから行動に移しましょう。
単純接触の原理はほんとうに効果があるのか?
単純接触の原理はほんとうに効果があるのかという疑問は、これまであなたが体験したことから考えるといかがでしょうか。
例えば会ったその日に話があって好きになったことと、少しずつ会話ややりとりを重ねていって好きになること、どっちが多いですか?
一般的には初対面で恋に落ちる人より、少しずつ会う回数や関わる回数を多くしていくうちに好きになっていたことが多いと回答する人が多いといいます。
最初は全然気にしていなかった人とLINEをしたり、週に何度も会うことで、自然と目で追っていたり気になったりすることがありますよね。
これは勝手に心が何度も接触したことのある人=親近感のある人と認識するからと言われています。
しかし、もともと生理的に合わない・第一印象がとても悪かった人や、嫌悪感を感じる人からの単純接触の原理を用いての行動は、相手に嫌な思いをさせてしまうので、ここだけは注意したいところです。
続いてこの単純接触の原理を利用したテクニックをご紹介します。
単純接触の原理を使った恋愛テクニック
まずは単純接触の原理を利用した恋愛テクニックをご紹介します。
これからご紹介することはとても単純なことです。しかし、加減をはじめ単純接触の原理を一歩間違えてしまうと、相手に迷惑をかけたり、思いも寄らず嫌な思いをさせてしまうことがあるので注意しましょう。
気をつけたいことは一日中ずっと一緒にいればいいという訳ではなく、顔をあわせるのは一日1〜2回程度、こまめ連絡を取るようにしましょう。
くだらない内容や今日何した?などの事実確認は彼女でもないのにしつこいと思われがち。趣味の話や顔を合わせたときにした話題など、話をしていた楽しいことや自分を思い出してくれる話題が効果的。なるべく軽い接触が好ましいです。
相手に「また会いたいな」「もう少し話してみたいな」と思わせたら上級テクニック。
はじめはうまくいかなくても少しずつ試していきましょう。
単純接触の原理を活かすシュチュエーション
次に単純接触の原理を利用したシチュエーションについて説明します。
単純接触の原理は週に何度か出会うことで成り立ちます。色々計算し相手と出会うことを仕組んでいたとしてもそれがバレてはいけません。
そこには友人や知り合いの協力を得てもいいですが、あくまでさりげなく作戦を実行しましょう。運良く出会った時にはしっかり話すのではなく、会釈や挨拶程度で押さえておきましょう。
あなたに会ったという印象を残すだけで大丈夫です。また、こまめに連絡を取ることもオススメします。
なかなか会えない時には電話も効果的ですが、相手の直接的な時間を取っていることに繋がるので嫌がる人も多く、あまりオススメはしません。「何を話そう…」と難しく考えることはありません。
「おはよう」「おやすみ」と自分が連絡が欲しいなと思う時に連絡をすると良いと思います。
少しずつ少しずつ、相手の中に自分という存在を大きくしていくことができるのが単純接触の原理です。
単純接触の原理を活かす具体的な方法
続いて恋愛テクニックを使った時の具体的な方法についてご紹介します。
単純接触の原理は文字通り単純(軽い)接触を複数回していくことで、相手に好意を持ってもらうようになるという原理です。
一回・長時間のデートよりは、複数回・短時間のデートが効果的。
例えばランチをして観光をしてディナーをしてバーにいくよりも、ランチ・公園でゆっくり・ディナー・バーと4回に分ける方が1ヶ月に何度も会うことになるので、それだけ意識できるということになります。
毎回デートの準備をすることになるので「次何着ていこうかな」「どこに行こうかな」と相手のことを頭で考える直接的な回数にも繋がります。
こまめに連絡を取るということも効果を得る一つの策。週に一度週末に長文メールを繰り返すのではなく、週に何度か短文でサクサクやりとりをするように心がけましょう。
ここで注意したいのは、常に相手の雰囲気や状態を察知しておくこと。気付いた時にはしつこすぎて嫌われていた…ということだけは注意してくださいね。
単純接触の原理を活かしたい相手
最後に単純接触の原理を活かしたい相手をご紹介します。以下に当てはまるような方に試してみると良いでしょう。
- 顔見知り程度、挨拶をしたことのある程度の人
- 遠距離ではなくきっかけがあればよく会える人
- (出来れば)恋愛から少し遠ざかっている人
- 出来れば連絡先を知っている人
- 嫌がられていない、嫌悪感を持たれていない人
まだまだありますが、「特に嫌悪感を持たれていないか」というのはしっかり把握しておきましょう。
もし相手が「合わないな」と思っているのにもかかわらず単純接触の原理を使われた時、相手は「好きでもない人からなんどもメッセージがくる」「ストーカーになったら嫌だなあ」と、どんどん嫌悪感抱くようになります。
単純接触の原理は一歩間違えると好きとは真逆の感情に進んでいってしまうので注意したいですね。
もう一つ、この単純接触の原理を利用してのアプローチは10回以内に収めると良いと言います。会話でもメールでも、10回以内にデートに誘ったり食事にいったり、次のアクションに繋げましょう。
単純接触の原理を10回以上行っても意味がないという結果が出ています。10回以内に次のステップに進むことが大切です。
まとめ
単純接触の原理は、中学時代や高校時代、大学で同じ授業を取っていた人に、決まった時間に何度も会うというところから、好意を抱いてしまうということが代表的な仕組み。
- 気になる人がいてもなかなか話しかけられない
- どうしたらいいかわからない
- 次のアクションが掴めない
そういった自分からアクションを起こせない、苦手な方にもぴったりな原理です。
しかし一歩間違えるととても重い女だと思われてしまい、相手に嫌われてしまうこともあるので、適度に調節して楽しんで恋愛をすることが大切でしょう。
ぜひ次の恋愛のアプローチ方法に単純接触の原理を利用してみてくださいね。
恋愛心理学は非常にたくさんあります。そしてそれぞれのテクニックによって使うべき相手・シチュエーションを選びます。また自分の性格上合う・合わないがあります。もし自分に合わない恋愛心理学テクニックを使うとかえって自分を苦しめます。
なので全体的にどんな心理学やテクニックがあるかを知ることは重要です。当サイトでは恋愛心理学に関する記事をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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