新婚夫婦だからといって、仲が良い夫婦ばかりではありません。新婚というものは環境が大きく変わるものなので、喧嘩が起こってしまうのもおかしくはないのです。
この記事では新婚で喧嘩してしまうあなたに向けて、喧嘩してしまう理由・NG行動・解決策を解説します。
目次
新婚夫婦が喧嘩に陥る理由
- 家事のやり方など意見の食い違い
- 家事の分担
- 金銭感覚の違い
家事のやり方など意見の食い違い
家事のやり方はその家庭によって大きく差があったり、こだわりがあったりするものです。そして、それぞれの家庭からしたら自分の家庭でやっていたことが、当たり前の常識なので、他の家庭のやり方を受け入れられなかったりすることも多いのです。
- 洗濯物の干し方→種類分けするorしない。ハンガー使うor使わないなど。
- 洗濯物のたたみ方→靴下は丸めるoe丸めない。タオルのたたみ方・服のたたみ方。
- バスタオルの使い方→毎回洗うor何回か使ってから洗う。共有するor共有しない。
- 掃除の頻度→毎日or週一or月一。
細かくあげればきりがないほど、たくさんのちょっとしたずれがあります。家事のやり方でトラブルの元となることは衛生面や見た目に関するものが多い様です。洗濯物は干し方やたたみ方によって、服の寿命やしわの入り具合が変わります。それぞれのこだわりが出得やすいところです。
また、バスタオルの使い方や掃除は、やり方によっては片方が不快感を感じやすくなってしまいます。毎日過ごす場所でそのように不快感を感じてしまうのは嫌ですよね。そのため、喧嘩の元となってしまうのです。
家事の分担
新婚で、二人暮らしを始めると、二人の生活を快適に続けていくための「家事」を協力してやっていく必要が出てきます。
- ゴミ捨て
- 料理
- 皿洗い
- 各掃除場所
- 洗濯物干し
- ペットの世話
最初は、「ゴミ出ししてくれてありがとうー!」などどちらも新鮮な気持ちで楽しく家事を進めていくことができますが、慣れてくるとそのような感謝の気持ちが薄らぎ、やってくれることが当たり前のようになってしまいます。そして、当たり前のように感じてしまうと、次は速さやクオリティを求めるようになってしまいます。
「⚪︎⚪︎のとこ掃除できてないんじゃないのー?」「まだ洗濯物たたみ終わってないの?」などといった感じです。家事は必要なことですが、ときには遅らせて休みたいですし、支障のない範囲で手を抜きたくなってしまうものです。そうであるのに、相手を尊重せず、早さや質を求めてしまうと、喧嘩の元となってしまうのです。
金銭感覚の違い
その家庭によって、買うものにいくらかけるかは、微妙に差が出てきます。例えば、二人の家具を買うとして、ダイニングテーブルを買うことにしたときの金銭感覚は以下のように違ったりします。
- しばらく使うものだから、良いものにしよう5万以上かな。
- 使えたらいいかな。家具でお金たくさん使うから、とにかく安いやつで。2万円台を探そう。
- せっかくの新婚生活だから家具はこだわりたい!リゾート感のある部屋にしたい!とくにダイニングテーブルは部屋の中心的存在だから、良いものを。ここは奮発して10万はかけてもいいなぁ。
以上のように、ダイニングテーブルを買うことひとつでも、金銭感覚は大きく異なったりします。
結婚前に相手の部屋の様子を見たり、プレゼントにかける費用を見て、相手の金銭感覚について知っておかないと、大きな差を感じてしまうことになります。
新婚夫婦が喧嘩しないための3つの解決策
報告・連絡・相談を大切にする
お互い付き合っている期間が長いと、「言わなくても、察してくれるだろう。」と報告や連絡を怠ってしまうことがあります。
- 仕事終わりや飲み会終わりの帰宅時間
- 休日の予定
帰宅時間は、晩御飯の時間の都合があるため、連絡しておかないと家で待つ側が困ってしまうことがあります、そして、それ以上に家で待つ側からすると、帰って来る時間がわからないということは、不安だったり、自分の予定が立てずらかったりしてストレスです。
二人ともが休日である日に予定が入ってしまう場合は、事前に伝えておくことにしましょう。休日に「二人で⚪︎⚪︎に行きたい!」という思いがあったのに、実はもう予定が入っていたとなってしまうと、残念な気持ちになってしまいます。
新婚生活が始まってからは、時間は自分だけのものではなく、ともに生活するパートナーとの二人の時間と思うようにしましょう。事前に相談し、二人の時間の使い方を話し合っていくことが大切になります。
当たり前になってしまっていることに感謝する
二人での生活が続くと、あらゆることが当たり前になってしまいます。すると、生活の中から「ありがとう」という言葉が消え、逆にやってくれていないことに対する責めの言葉が生まれてしまいがちです。そのようなお互いを責め合う新婚生活は嫌ですよね。
ですので、まず二人の生活のためにやってくれていることに感謝しましょう。「いつもやっているから」は、感謝しない理由にはならないはずです。どんな小さいことでも、感謝の気持ちをつたえることで、少しずつ感謝の言葉の循環が始まります。言い慣れていないと恥ずかしいかもしれませんが、自分から始めるようにしましょう。
毎日二人で話す時間を確保する
喧嘩してしまうと、二人の会話が少なくなってしまいます。すると、より相手の考えていることや価値観がわからなくなり、またズレを感じて、喧嘩をしてしまうことになってしまいます。
喧嘩は、価値観や考えのズレを二人ですり合わせていけないときに起こります。まずは、相手の価値観を知りましょう。そして、自分の価値観を話しましょう。
日常会話の中でたくさんの価値観がみえてくるとおもいます。それを否定せず、まず受け入れることから始めましょう。
新婚夫婦がやってはいけないNG行動
家に帰ってから自分のことばかりする
家に帰ると、まず趣味のゲーム・スマホ。食事はパートナーがつくり、呼び出されてやっと食卓に向かう。これでは、パートナーは自分が大切にされていると感じられないでしょう。
自分のやりたいことをやることは大切です。しかし、そればかりでは、新婚の夫婦生活は長続きしません。二人のコミュニケーションを大切にしましょう。
- 今日あったこと
- 晩御飯の感想
- 休日の予定
話そうと思えば、話題は出てくるはずです、自分の時間と二人の時間の両方を大切にしましょう。
家事を押し付け合う
「お風呂のお湯をためる」「洗い物をする」など、細かい家事で役割分担をしていないものもあるとおもいます。家事はめんどうなものなので、それをついパートナーにお願いし、その優しさに甘えてしまうことがあるとおもいます。
優しさに甘えすぎず、自分から「やるよ!」という勇気も持つようにしましょう。また、家事をどちらかがやるものとせず、二人でやるということもありです。二人で話しながら家事をすると楽しみながら早く終わったりします。
まとめ
新婚の夫婦でも喧嘩はします。喧嘩してしまっている自分たちを責め、「離婚の危機かも」と将来を不安の思わなくでも大丈夫です。人間関係は思ったことをはっきり伝えながら、少しずつお互いを理解していくものです。長い目で夫婦関係をよくしていくためにできることをしていきましょう。