国際恋愛で長く交際が続くと、相手の故郷に行ったり相手が日本に来たり、だんだん結婚を意識するようになります。国際恋愛での結婚はビザや仕事、生活拠点など様々な壁があると言われていますが、それでも好きな人とずっと一緒にいたいと思うもの。
そこで実際に結婚したカップルから学ぶ、結婚までの道のり、注意した方がいい男性像、結婚を視野に入れているカップルが知りたい3つのことをご紹介します。
目次
国際恋愛から結婚まで至ったカップルから学ぶ!外国人男性との交際を順調に進めるコツ
金銭的に余裕を持たせる
お互いの国を行き来する可能性があるかもしれない国際恋愛。結婚や式の準備など、何かとお金がかかりやすいと言われています。そんなとき金銭的に余裕があったら、心の余裕にも繋がり準備が捗ること間違いありません。
高い壁が一気に押し寄せ、それを一つずつ、時には2つや3つ同時に乗り越えなければいけない恋愛だからこそ、壁は出来るだけ少ない方が良いでしょう。
リッチになれと言っているわけではありませんが、今の働き方を見直してみるのも良いかもしれません。
現実的に物事が捉えられる
恋愛になると夢物語を想像して、楽しいことばかりに目が行きがちですが、結婚はそんなに甘いものではありません。
さらに国際結婚は様々な手続きや、一緒に生活し始めた後、子供が生まれてからの教育方法など、文化背景が違う二人は必ずぶつかるでしょう。そんな時に「なんとかなるでしょ」と言った軽い気持ちで捉えていては、失敗した時のリカバリーが大変です。
二人の仲は良いことに越したことはありませんが、何か決断を下す時、一歩下がって客観的に考える癖をつけておくことが大切です。
言葉の壁を低くする
国際恋愛をしている人たちは、「自分の言語」「相手の言語」「第三の共通言語」のどれかをメインに意思の疎通を図っていると思います。
相手の言語も完璧に話せるのであれば問題はないと思いますが、どの言語であろうと二人の間に言語の壁が出来てしまうもの。そして言語のもつ文化的背景が大きく違うので、思考や行動が変わってきます。特に日本語はその言葉に隠された本当の意味が様々にあるという点でも、世界の中でもとても難しい言語として有名です。
出来るだけ二人の言語の壁は低いほうが、「なぜあのときあんな言葉を使ったんだろう」と悩むことが少なくなり、スムーズな意思疎通が出来るのです。
二人の間に不安が少ない
「今仲良しだから結婚してからもきっとずっと仲良くいることができるだろう」そう思ってしまい見切り発車で結婚を進めてしまう人もいるかもしれませんが、交際と結婚は全然違うことが多いのです。
金銭的なことから家族のこと、子育てのこと…。これまで考えても来なかった問題とぶつかってしまうこともあるでしょう。しかし二人の中でどうやって壁を乗り越えていくかということをお互いに把握していれば、どんな不安要素も取り除くことができます。
これは実際に結婚してから培うものではなく、今すぐにでも取り掛かることができるもの。ぜひ結婚を考えているなら、二人の壁の乗り越え方を試行錯誤してみましょう。
こういう人には注意!国際恋愛から結婚するのを考え直した方がいい男性の特徴
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お金遣いが理解できない
実は日本人は貯金する文化と言われており、アメリカやヨーロッパ出身の人は「今」を楽しむためのお金の使い方をすると言われています。もしかしたら気付いている方も多いかもしれませんが、あなたをや自分の幸せのためにどんどんお金を使ってしまう人も多いのです。
しかしこれは結婚してからも同じ金銭感覚でいると、一番大切な時にお金がないという状態に陥ってしまうのです。この金銭感覚は実はあなたがサポートしてあげることにより、どんどん改善することができます。
少しずつ少しずつ直していき、結婚するまでには二人の理想の金銭感覚になっていることがとても理想的です。
常に女の人をチェックしている人
日本人でもそうでなくても、他の女の子に気があったり心がすぐ動いてしまう人は、誠実さにかけますよね。もしかしたら根本的に「結婚しても他の人に惹かれてしまって上手くいかなくなったらダメだったら別れればいい」と思っている人もいるかもしれません。
本当に助けが必要な時に助けてくれるまっすぐな人でないと結婚生活はただの苦痛でしかないでしょう。「結婚したら変わってくれる」なんて思っている人も多いかもしれませんが、今変われない人は結婚しても変わることはできません。
どうしても好きで結婚したくても、浮気性の人は長い目で見てあなたが幸せになれる確率は非常に少ないので、早めに別れを切り出すことをオススメします。
不安要素がありすぎる
- 将来住むのはどの国なんだろう?
- 結婚式はどこでするんだろう?
- 貯金はあるのかな?
- 子育ての指針は?
結婚を意識し始めると本当にいろんなことが問題として挙がってきます。もともと別の国で生まれ育った二人だからこそ、たくさんの障害や行き違いが出てきてしまうのはしょうがないもの。
それでも自分らの意思で治していけるところは、二人で少しずつ歩み寄って解決していく必要があります。結婚をしたらもっと大変なことが必ず出てくるはず。その度に解決することを諦めてしまっては本当に乗り越えたい壁が出来た時に乗り越えられなくなってしまいます。
今すぐにでも二人の不安を話し合い、解決していく努力をしましょう。
国際恋愛から結婚を考えている人が知りたがってる質問に回答!
- 住む場所は?
- 子育ては?
- 結婚式は?
文化背景が異なる二人が一緒になると、自分の国の常識が相手の国の常識になるとは限りません。
そこで、国際恋愛中で結婚も視野に入れている方が知りたい質問を3つに絞りました。
住む国はどうやって決めているの?
国際結婚となると、いつまでも行き来というのは難しく、生活拠点を決める必要があります。そこで相手の国に住むか、また日本に住むのか、さらには第三ヶ国に移住するのか、決める必要があります。この決め方は
- どこが一番生活の重点を置きやすいか
- 二人の仕事場がどこにあるのか
- 子育てをする時に日本がいいのか別の国がいいのか
- 長期的に住むことができる場所なのか
- これまでの生活を考慮し、このまま二人が今生活している場所にいるのか
- それとも全く新しい国に行くのか
しっかり時間をかけて考えましょう。
両親の挨拶や結婚式はどうしているの?
言語が異なる結婚式、両親の挨拶や結婚式で使う言語ですが、両親の挨拶は自分たちが通訳する人が多いそう。ちょっと面倒かもしれないですが、日本に拠点を置いているなら、結婚式の前に数日滞在してもらい、相手側の両親に日本に来てもらうということが多いようです。
結婚式ですが、日本で挙げる場合言語は基本的に日本語。メニューやビデオなどには共通語の字幕を入れるなど、みんなが楽しめるような工夫をするそう。
恋人から伴侶になって変わったことは?
カップルから夫婦へのステップアップは何も変わらなそうで実は多くのことが変わってくるもの。一生一緒にいる二人だからこそ、これまで許されてきたことがだんだん二人で一緒に妥協をしないといけなくなるなど、少しずつ壁が出てきてしまうみたい。
それでも結婚した時の思いは変わらないまま。国際恋愛の先輩方も「どんなことも一緒に乗り越えていかないと」と思うようになるんだそうです。
国際恋愛の結婚は難しいけど大きな幸せを得られる
国際恋愛をしている人は全然特別だとは思っていなくて「好きになった人がたまたま国籍の違う人だった」と言います。
確かにその通りで、たまたま別の国籍だっただけなのに、手続きがとんでもなく面倒だったりお金がたくさんかかったり…。さらに周りへの理解が得られなかったり、言語の壁があったり。
でもそれを一つずつ乗り越えることで、世界で一番好きな人と一生一緒にいることができるなんてとても素晴らしいことです。ぜひ二人の仲をもっと深めて、理解しあって、将来もずっと一緒にいられるよう歩み寄っていきましょうね。
結婚は大きなもの。特に国際結婚では紙切れ一枚とはいかないケースがあるので「やっぱやめた」はナシなのです。
そこで結婚に至ったカップルが気をつけていた4つのことをご紹介します。