失恋はいくつになってもつらいものですよね。この記事ではそんな失恋について「どれくらいの期間で立ち直るのか?」に触れつつ、どうやったら引きずっているいまのこの状況を克服できるのかについて解説をしていきます。
目次
男女の失恋から立ち直る期間は違う?
女性の方が失恋をひきずる生き物である
一般に、女性が失恋から立ち直るには「数ヶ月」かかるといわれています。最低でも1~3ヶ月ほど。半年以上かかってしまうこともざらにあります。
男性の方が失恋からの立ち直りがはやい
それに比べると男性の立ち直り期間は「数週間」と短めとされます。1~3週間(一月以内)という感覚です。なかには一週間で気持ちを切り替えられるツワモノもいます。
もちろん上の数字はあくまで傾向にすぎません。例外はいくらでもあります。
しかし「男はいつまでも失恋をひきずり、女はすぐに切り替える」と良くいわれますが、それと事実が逆だというのは興味深い点です。
男女別の特徴丨引きずりやすいタイプの人
女性の場合
幸せを恋愛に求めすぎていた人ほど、ひきずる傾向にあります。幸せだったときの感覚を忘れられないわけです。いわゆる恋愛体質。このタイプの女性は、恋人とみつける幸せもありますが、自分だけで手に入れる幸せも追求してみるといいかもしれません。
男性の場合
一途な男性ほど引きずりやすい傾向にあります。そもそも男性は、生物学的にも、女性と比べると他の異性に目がいきやすくなっています。しかし一定数は純愛タイプもいます。そうした「一人を愛しぬくタイプ」こそ失恋すると痛みも多いというわけです。
失恋から立ち直るのに期間は重要?
上で、失恋からの立ち直り期間について解説しました。このように分析すると「なかなか失恋から立ち直れない」のを悪いことのように考える方がいるかもしれません。しかし、そんなことありません。
そもそも心や記憶を整理するときの速さは人によって異なります。
例えば目的地までジョギングするのが好きな人もいれば、散歩するのが好きな人もいます。そこに優劣はありません。なのに失恋から回復するのは早いほうがいい(すぐに立ち直れるほうがいい)と決めつけるのはおかしな話です。
大事なのは「あなたが、あなたの速度で失恋から立ち直ること」だけです。
どうか「なかなか失恋から回復できない自分はダメな人間だ」と罪悪感をおぼえないようにしてください。引きずってしまうのも、考えようによっては、それだけ素敵な恋だったということの証拠はありませんか。良い味のするものほど余韻が長く続くものですよ。
失恋から立ち直るためにおすすめの方法4選
身体を動かす
とにかく身体をアクティブに動かすこと。ジム通いでも、ヨガでも、ランニングでもいいでしょう。スキップしながら悲しい気持ちになれませんよね。これは心理療法的にも理にかなった方法です。部屋の掃除もいいと思いますよ。
とにかく凹む
悲しい感情にひたるのも重要です。いつまでも落ちこんでいてはダメだと考えてしまうのも逆効果ですから。感情は理屈のいうことを聞いてくれません。いまはその感情にひたりきる時期なのかもしれません。まず凹みきってください。そこからですよ。
誰かに打ちあける
友人でも家族でもかまいません。とにかく失恋について話をすることです。感情は言葉にすると軽くなります。まわりに愚痴ってしまいましょう。逆に避けるべきなのは、自分のなかにためこんでしまうことです。
忙しくする
仕事でも趣味でもなんでもかまいません。自分を忙しくすることです。失恋していたことなんて考える暇もなかったというくらいが理想です。やや荒療治ですが、なかなか効果的な方法でもあります。ためこんでいる作業はありませんか?
逆に、失恋中に「これだけはダメ」という事
元恋人とのLINEや写真やSNSをみる
すがりたくなる気持ちはわかります。過去の思い出にひたるのも大事です。しかし前向きに凹むのと、過去にしがみつくのは違います。少しだけ勇気をだして、スマホをみないようにしましょう。いまは心を休めるために離れるべきです。
他の異性に身をまかせない
自分が「落としやすい状態」だという自覚を持ちましょう。誰かに共感してほしいのも、さみしいのもわかります。だからと話相手になってくれたという理由だけで、異性に心をまかせることのないようにしましょう。次の恋をするにしても、しっかり相手を観察してから受け入れるかどうか決めましょう。その場しのぎの異性と感情に身をまかせてはいけません。
元恋人に連絡をとる
連絡したくなるのもわかります。私が悪かったと謝ったり、わざと過去のことを持ちだして「あれについてなんだけど…」と連絡したくなるのも人情です。しかし、いまはその時ではありません。下にも書きますが、自分の感情をおさめたいばかりにコンタクトをとると、復縁の可能性を消すことになってしまうからです。
失恋を糧に魅力的な人になるには?
①「なにがいけなかったんだろう」と反省してみる
その失恋から学ぶことです。復縁や、次の恋を長続きさせるために。特に「自分がどういう気持ちだったか」ではなく「相手をどういう気持ちにさせていたか?」を考えるとみえることがあるかもしれません。
②「これから何ができるか」を考えてみる
失恋した過去に囚われるのではなく、恋を叶えるために未来のことを考えましょう。過去と他人は変えられませんが、未来と自分は変えられます。これから先の恋愛は「あなたがどう行動するか?」にかかっているのですから。
③新しい恋にむかってアクションする
ゆっくり踏みだす準備をはじめること。人生はリアクションではなく、アクションです。恐れずに次の恋を探しましょう。あせる必要はありませんが、出会いの場に顔をだしたり、まわりに紹介を頼んだりと、できることはあるはずです。
どうしても復縁をしたいと思う場合は?
ひとまず距離をおく
失恋後に一番犯しがちなミスが「ずるずるコンタクトをとり続けてしまうこと」です。すると相手はめんどくささを感じて逃げてしまいます。
元恋人の身になってみましょう。
別れたのに、何度もLINEや電話がきては、落ち着いて「ヨリをもどそう」と考える暇も「あいつと別れて惜しいことしたよな…」と考えなおす暇もありません。それどころか、その感情を利用して都合のいい関係にされてしまうこともあるでしょう。
なによりも、まずは距離を置かなくてはなりません。相手のためにも、自分のためにも、クールダウン期間は絶対に必要です。
自分磨きをする
次に自分磨きです。
もとの自分のままではいけません。失恋した原因も変わらないままだからです。たとえ再会できても、また同じことの繰り返しになってしまうでしょう。なので「新しい自分として元恋人に再会する」ことが超超超大事なのです。
同時に「自分がどうしたいか(復縁したい!!)」という気持ちはもちろん、相手をどういう気持ちにさせているか?」という目線も持つことがポイントです。すると、どんな自分磨きをすればいいかを考えるときにブレなくなります。
本当の意味で「新しい自分」になってやりましょう。
まとめ
失恋って、とても苦しいですよね。
この世でいちばんの辛さかもしれない。それでも、私たちは、今日も明日も生きなくてはなりません。幸せになるためにアクションしなくてはなりません。そんなアナタにとって、なにか少しでもヒントになることを願って書きました。
ひとまず、落ち着くことですよ。
そしてどうするかを考えましょう。運命を狂わせるほどの恋を忘れるもよし、自分磨きをして復縁を願うもよし。どちらを選んだにせよ、失恋を経て、あなたの人生は、ますます味わい深く学びの多いものになることでしょう。
あなたの恋心が安らかになることを心より祈っております。
▼この記事の作者
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