遠距離恋愛を経験された方で、恋人とどんなことで喧嘩しましたか?
連絡の頻度や異性間などありますが、”お金” でもめた人も多いのではないでしょうか?実際に遠距離恋愛中の金銭負担は非常に大きく、会う頻度などに直結し喧嘩別れする人も多いのです。
今回は実際に
- 遠距離恋愛に掛かる費用
- 遠距離恋愛中のお金の貯め方
- 恋人とお金で揉めないために必要なこと
を解説していきます。
目次
遠距離恋愛とお金の問題。1年で一体いくらかかる?
<遠距離恋愛にかかるお金①>交通費
まずは交通費です。東京〜大阪間はバス、新幹線、飛行機でアクセスが可能です。
交通手段 | 片道 | 1年間の交通費(月1回会う) |
高速バス | 2,000〜6,000円 | 24,000〜72,000円 |
新幹線 | 13,620円 | 163,440円 |
飛行機(LCC) | 5,000円〜 | 60,000円〜 |
飛行機(JAL等) | 13,000円〜 | 156,000円〜 |
バスだと一番安い4列並び通常シートで2,000~6,000円、新幹線は約15,000円。飛行機ではLCCを利用すると片道5,000円程度~、JALまたはANAだと約13,000円程度〜。
月に1度会うためにお互いの場所を交互に行き来するのを1年間(12ヶ月)行うと、
- バスで年間12,000円〜36,000円
- 新幹線で81,720円
- 飛行機のLCCで30,000円〜
- JALまたはANAで78,000円
が少なくとも掛かります。
そしてこれにお互いの誕生日や記念日、クリスマスやバレンタインなどを加えると、さらに回数が増えていくことに。東京と大阪でこの金額ですから、沖縄や北海道、さらには海外と遠距離恋愛の距離が伸びていくと、もっとお金がかかります。
<遠距離恋愛にかかるお金②>宿泊費
続いて、宿泊費を計算します。
宿泊場所 | 1泊 | 1年間の宿泊費(月1回会う) |
自宅 | 0円 | 0円 |
ビジネスホテル | 5,000〜10,000円 | 60,000〜120,000円 |
旅館など | 10,000円〜20,000円 | 120,000円〜240,000円 |
どちらも一人暮らしで相手の家で寝泊まりが可能であれば0円ですが、どちらかが実家またはシェアハウスで寝泊まりができない状況、さらに二人が会う場所がどちらも住んでいない中間地点や旅行先になると話は異なります。
ビジネスホテルでもだいたい一泊5000円〜10,000円、旅行先でのホテルや旅館だと10,000円〜20,000円とどんどん上がっていきます。
せっかく久しぶりに会うなら一緒に寝たいですよね。そうして少し特別なところを選んでしまうもの。少しの積み重ねが交通費と合わさって、大きな金額に変わるのです。
<遠距離恋愛にかかるお金③>デート費
遠距離恋愛中のデートはとても特別なもの。普段一緒に夕飯を食べたり、毎週末どっかに出かけることが難しいとなると、久しぶりに二人で会うデートでは、奮発しすぎてしまうことがあります。
泊まりに来るとなると、1日中どこかに出向いてデートをしていることになるので、デート代は1日2万円と仮定します。
月に1度のデートで4万円、それが一年間だと48万円に変わります。誕生日や記念日でもっといいところへいったり、プレゼント代を含めるとそれ以上掛かります。
遠距離恋愛を成功させるために必要なお金の貯め方
恋人間でお金の話なんて、本当はしたくないかもしれませんが、将来的に二人を守るという意味でも遠距離恋愛を始める前にどんなことをしたらお金が貯まり、たくさん会えるかを二人で話し合うもの良いでしょう。
ここでは遠距離恋愛で大切なお金の貯め方をご紹介します。
<遠距離恋愛中のお金の貯め方①>交際費として別口座を作る
一人暮らしであれば家賃・給料・プライベートで使う金額など全てを一つの口座にまとめがちですが、遠距離恋愛では交際費だけでかなりの金額になってしまいます。もちろん会える回数を少なくすれば節約は出来るのですが、滅多に会えないぶんそれは控えたいですよね。
そのため、別口座を作って貯金をし、交際費以外の目的ではその口座に入っているお金を使わないと自分の中で決めると良いでしょう。「今月はプライベートでお金を使いすぎたから交際費に回せない…」なんてことになったら、二人の交際にヒビが入ってしまうかもしれません。
自分と恋人のために使うお金には手を出さないことを心がけるだけで自然とお金を貯める習慣ができてきます。
<遠距離恋愛中のお金の貯め方②>自分の中でいつ渡すプレゼントに気合いを入れるか決めておく
いつも会えないから会えた時にはいつも幸せにしたい。笑顔にさせたい。と思いがちな遠距離恋愛ですが、会うたびにいつも小さなサプライズでプレゼントを渡していたり、素敵なレストランにいくと、小さな積み重ねが大きな金額へと膨れ上がっていきます。
そこで、事前に自分の中で、一年でいつが一番プレゼントにお金をかけられるのか、特別なデートにしたいかを決めておくことをオススメします。相手に笑顔になってもらう方法は、物や食べ物以外にもたくさんあるはず。
「プレゼントしたいなあ…」と思っても、一番力を入れたい時期に渡したいもののことを考えると、購入する手が止まるはず。
<遠距離恋愛中のお金の貯め方③>デート前以外服を買わない
女の子はいつでも可愛く素敵でいたいもの。セールの時期はもちろん、偶然ふらっと立ち寄ったお店で思わず手にとってしまったものを購入してしまうこと、ありますよね。
遠距離恋愛では、そのような小さな積み重ねも知らず知らずのうちに大きな金額に変わり、あっという間に「貯金が…」という思いになってしまうことも…。
せっかく遠距離の彼に会えるのにケチケチしたくないですよね。そこで洋服を買っていいのは
- ある程度バリエーションが減ったなと思うとき
- デート前以外には買わない
という自分ルールを設けることで、ほしいけど我慢することができます。そうして遠距離の彼に会いに行った時に使える金額を増やすことができます。
お金が原因で別れないために、恋人と決めた方がいい約束
夫婦だってお財布は別の家庭もあるほど。万が一別れ話をした時や、別れる時にお金の貸し借りやどちらが多く払ったなどと、後から揉めることがあります。
これは“万が一”であってもしっかり決めておくことが大切です。
<遠距離恋愛中のお金のルール①>交通費はどちらがどれだけ出すか決めておく
遠距離恋愛で一番大切なお金の問題は交通費です。例えば月に2〜3度会う約束をしていた場合、二人でぴったり同じ回数相手に会いに行くことができれば、ちょうど交通費が折半になります。
しかしお互いの都合があったり、出張で近くに来たからという理由で、いつしか自分だけが一方的に会いに行っている回数が多くなることもあるのです。会いに来られている方は実は気づいておらず、会いに行っている方はどんどん交通費として負担額が大きくなっていることを、なかなか言い出せないまま、どんどんお互いの溝が深くなっていくケースもあります。
- 一方的に払っているような気持ちがしたら遠慮なく言う
- もし金額が多くなっていたら滞在先での負担を減らしてあげる
など、二人で上手に乗り越えていくことが大切です。
<遠距離恋愛中のお金のルール②>どちらかの一方的な負担にならないように話し合う
「私の方がいつもプレゼントは少し高価で、誕生日やサプライズも計画してそのぶん出費も増えて…」遠距離恋愛になると「相手を喜ばせたい」という気持ちが普段会えないぶん特別なものに変わるため、それが直接金額へと反映することがあります。
最初は少しだけの差だったものが、時間が経つにつれ「自分はこんなにしているのに向こうからは何もない」というギャップが生まれてしまいます。
遠距離恋愛においてお金は非常に大切なもの。小さなサプライズや高価なプレゼントも良いですが、大体の予算を決めておきお互いにプレゼントを送り合うのも一つの手でしょう。
一番お金がかかる交通費に重きをおくことで話し合えば、きっと二人の解決策が見えてくるはず。
<遠距離恋愛中のお金のルール③>トータルで折半になるように二人とも意識をする
一番実現させたいのがこの「トータルで折半になるようにお互いに意識をする」こと。どちらかが一方的に払い過ぎてしまったり、払わな過ぎてしまうと、どんなに円満でラブラブなカップルでも積もりに積もって別れ話になったり、ドロドロの喧嘩になることだってあります。
一番意識したいのは、二人で同じくらいの金額を払うこと。
これはお互いに相手を思いやって金額が二人の負担になっていないかどうかを確認する必要があるでしょう。
まとめ
遠距離恋愛においてお金は切っても切り離せない問題です。「恋人とお金の話なんてしたくない…」と思う気持ちはわかります。非常にデリケートな問題で話したくないな…と思ってしまいがちですが、お金の問題はデリケートな問題だからこそ話し合われるべきトピックです。
遠距離恋愛中どんなに時間があってもお金がなければ相手に会いにいくことはできません。そこで上手に自分の中でやりくりをしたり、カップル間のルールをしっかり決めておくことで、お金を無理なく貯めることができたり、お金のことで二人の間に亀裂が入る確率は少ないでしょう。
気は進まないかもしれませんが、しっかりお金のことで話し合うことで、複雑なことが一つ消えていきます。しっかり遠距離恋愛が始まる前に決めておきましょう。
しかし同じ都道府県に住んでいるよりも会うというだけでもっと金額が掛かってくるのは間違いありません。そこで東京〜大阪の遠距離恋愛だと想定してご紹介します。