新婚生活が始まるまでは、ドキドキワクワクしていたのに、いざ始まるとお金の管理で意見が異なったり、すれ違いになったり、、、そんなことにならないように、二人でどのようにお金を管理するべきか、よく考えておきましょう!
新婚生活を控えている方はぜひ参考にしてください。
目次
新婚夫婦が知っておきたい家計の内訳
1ヶ月の生活費って何にかかるのでしょうか。まずは、二人で生活していく上で何にお金が必要なのか、知っておくことが大切ですね!
家計の内訳はこのようになっています。
- 家賃や住宅ローン、駐車場代
- 食費
- 水道光熱費
- 保険料
- 被服、理容費
- 交際費、趣味
などです。
知っておきたい家計の内訳①:固定費
生活費における固定費とは、生活上、一定額で定期的に発生する費用のことをいいます。
上で話した家計の内訳でいうと
- 賃や住宅ローン、駐車場代
- 水道光熱費
- 保険料
が当たります。他にも新聞をとっていたり習い事をしていた場合はここに含まれます。
知っておきたい家計の内訳②:流動費
固定費に対して、「流動費」というものがあります。流動費とは、行動や選択などで支出が変わる、毎月一定でない費用のことをいいます。上で話した家計の内訳でいうと、
- 食費
- 被服、理容費
- 交際費、趣味
が当たります。他にも旅行や買い物などの時に発生する交通費もここに含まれます。
例えば、外食が多い月だと食費が増えたり、服を買ったり美容院に行ったりすると被服、理容費が増えたりと毎月によって使う金額が異なります。
新婚夫婦の家計管理のパターン
3つ紹介するので、どれが自分たちに合うのか参考にしてみてください!
- 共同講座で共同で管理する
- 費用項目ごとに分担して管理する
- どちらかが一括で管理する
家計管理のパターン①:共同口座で共同で管理する
1つ目は、共同の口座を解説し、共同で管理するパターンです。具体的なやり方としては、まず口座を開設します。その後は、毎月2人ともが、10万円など決まった額をその口座に振り込み、そこから夫婦生活のすべての費用をまかなうという形です。
この場合、それぞれの口座も残ることになるので、そこに残ったものがお互い自由に使えるお金となります。
メリットとしては、金銭的に公平であることが挙げられます。お互いが同じ額を出し、そこからすべての費用をまかなうので、金銭的な不満感は出てきにくいです。
デメリットとしては、二人の収入に差がある場合は適用しにくいことです。片方が収入が少ないのに、無理に合わせて支出をしなくてはならないという場合もあり、その場合片方はは自由に使えるお金があるが、もう片方はほとんど自分一人で使えるお金がないといったことも出てきてしまいます。
共働きで、半額ずつの負担にしても、問題のない場合このやり方が良いでしょう。
家計管理のパターン②:費用項目ごとに分担して管理する
2つ目のパターンは費用項目ごとに負担して管理するパターンです。このパターンでは、家賃と駐車場代は夫で、食費と生活雑貨用品は妻などのようにわけていきます。
このやり方のメリットは項目ごとに負担することで、収入の差に合わせて、費用負担を調整しやすいことにあります。収入の差がある夫婦では、このやり方を選択しているところもよく聞きます。
このやり方のデメリットは、負担額に差があり、負担額に増減があることです。そのため、公平さを重視する夫婦からすると、出費に変動があるため、不満が出てきやすくなります。
ですので、このやり方は夫婦に収入の差があり、負担額にばらつきがあっても気にしないような夫婦にオススメです。
家計管理のパターン③:どちらかが一括で管理する
3つ目は、どちらかが一括で管理するパターンです。このやり方は、片方が専業主婦の場合に多く、どちらかの口座ですべてを管理しています。
このやり方のメリットは、口座を一つでやるため、収支がわかりやすいことです。
このやり方のデメリットは、どちらかが財布の紐をにぎることになり、上下関係ができる可能性があることです。
お金の使い方がだらしない人は、パートナーに財布の紐をにぎってもらうことは有効ですが、そうでない人にとっては、負担もあるでしょう。
片方だけ働いている夫婦には、このやり方がわかりやすくてオススメです。
新婚夫婦が家計でケンカしないために注意したいこと
- 互いの収支と貯蓄をクリアに
- 将来のビジョンを共有しておく
家計でケンカしないために注意したいこと①:互いの収支と貯蓄をクリアに
家計関係でケンカしてしまう原因の一つにお互いの収支と貯蓄がクリアでなく、立てた計画がお互いの収支と貯蓄にあっておらず、ストレスを抱えてしまうといったことがあります。
互いの収支や貯蓄がクリアでないと、現実的な計画を立てられないですし、いざ何か二人のものを購入する際、どのくらいの価格が適正なのかわかりません。その結果、ちょっとした金銭感覚の違いでもめてしまいます。
金銭感覚を合わせるためには、まず互いの収支と貯蓄をクリアにすることです。そして、互いの金銭感覚を調整し、ストレスなく家計をやっていきましょう。
家計でケンカしないために注意したいこと②:将来のビジョンを共有しておく〜
将来のビジョンを共有しておくことも重要です。家計をやっていくうちに、節約が必要なことも出てくると思います。そのときに、ビジョンが共有されていれば、なぜ節約が必要なのか互いに理解ができると思います。
このように、ビジョンが共有されていれば、夫婦ともに納得して、家計の管理をしていくことができます。しかし、ビジョンの共有がなされていない場合、どちらかが納得いかないまま家計管理していくことになるため、ストレスが生じやすいです。
目先のお金のことにとらわれるのではなく、その先にある二人のビジョンに目を向けていきましょう。
まとめ
家計の内訳や管理方法について解説してきました。家計管理は大変ですが、新婚夫婦の生活を持続可能にしていくためには、欠かせないことです。家計管理は二人の生活の基盤となるものであり、家計管理をうまくしていくことができれば、お金に悩みすぎる人生を過ごさずにすみます。
ぜひ、この記事を参考に、夫婦で家計のことについて計画を立てていきましょう。