これまでこんな悩みを持ったことはありませんか?その疑問、相手の自己是認欲求を満たすことで解決できるかもしれません。
「自己是認欲求を満たす」とは少し難しい気もしますが、簡単にいうと相手を褒めることで、相手があなたに好意を持ってくれる心理学テクニックです。
人間は誰しも認められたいという自己是認欲求を持っています。相手を褒めてあげることにより、この自己是認欲求を満たすことになり、褒められた相手に好意を持つようになります。
これを利用して相手を褒めてあげることで、相手の警戒心を解くことで相手から好意を持ってもらえるようになります。
目次
自己是認欲求とは?
自己是認欲求は、認めてくれる人を好きになるという、もともと誰しもが持っている人間の心理学です。
自己是認欲求は自己肯定欲求とも呼ばれ、人は誰であれ認めてもらうことを求めています。
できるだけプラスに評価してもらいたいし、褒められたいという欲求を満たしてあげることで、効果が得られるテクニック。とにかく褒めて褒めて褒めまくるのです。
そうすることで相手は嬉しくなり、褒められた相手に好感を持つようになります。これが同性ならより慕われるようになり、異性なら恋愛感情になることもあります。
この自己是認欲求は男女問わず、誰にも持ち合わせてる欲求です。自尊心を肯定されることにより、相手は受け入れられたと認識します。
この自己是認欲求は自分自身では満たすことができません。仕事で一生懸命やり遂げたプロジェクトがイマイチだった時の「頑張った自分へのご褒美スイーツ」はこの自己是認欲求を満たすという効果に関しては関係ないのです。
自己是認欲求はあくまで他人から認められることにより満たされるので、とにかく相手を褒めることが大切です。
続いてこの自己是認欲求は恋愛に置いてほんとうに効果があるテクニックなのかをご紹介します。
自己是認欲求はほんとうに効果があるのか?
自己是認欲求を満たされたことにより、相手を好きになってしまうということは古くから使われているテクニックなので、十分効果があるといえるでしょう。
自己是認欲求は老若男女誰しも持っている欲求とされています。
さらに様々なシチュエーションでも利用することができるのですが、特に職場などではかなり友好的に使えるでしょう。
毎日あまり楽しそうでない部下や、なかなか心を開いてくれない同僚など、仕事で人とうまくやっていく上で自己是認欲求を利用して近づくというのは非常に大切です。自己是認欲求はつまり褒めれば良いのです。
ミスをしてしまった時に頭ごなしに怒るのは簡単ですが、ダメなものはダメと伝えてから「でも〇〇の部分はとてもよかった」と一言付け加えるだけで、仕事へのモチベーションは一気に上がります。
さらに「あの人は褒めてくれる上司・同僚だ」と思わせることができるので、相手もあなたに心を開いて仲良くなれるでしょう。そして何かあった時に逆に助けてくれるはず。
人間関係をうまくいかせたい時にこそ、自己是認欲求を上手に利用してみましょう。
自己是認欲求を使った恋愛テクニック
自己是認欲求は人間誰にでも持ち合わせている感情です。
これを上手に使うことで、相手に良い気持ちをさせることができます。大切なのは褒めること。
とにかく相手をよく観察し、さりげなく自然に褒めることが大切です。
具体的に恋愛で活かせるシチュエーション、具体的な方法、相手をご紹介します。
自己是認欲求を活かすシュチュエーション
自己是認欲求を活かすシチュエーションは、ちょっとした時に利用することができます。
- 相手の気遣いに気付いたとき
- 相手の成功を知ったとき
- 相手が自分のためや誰かのために何かをしていることに気付いたとき
など、様々なシチュエーションで利用することができます。
相手の気遣いに気付いた時は、相手をよく見ている必要がありますが、褒めてもらいたくてやっているわけではありません。
しかしあなたがその行為を褒めることで、この自己是認欲求は一気に満たされるのです。
ドアを開けてくれたり、グラスを人数分用意してくれたり、女性をさりげなくエスコートした時など、相手にとっては普通のことでも、改めて褒められると自己是認欲求が満たされます。
結果を残した成功も褒められて嬉しいものですが、誰にでも褒めることができる要素より、あなたしか気づかないようなさりげないところを褒める方がとても効果的でしょう。
自己是認欲求を活かす具体的な方法
自己是認欲求を活かす具体的な方法は、まず相手を日頃から観察しておくことが大切です。
目に見える成功や努力は誰でも褒めることができます。
会う回数が少なかったり、そもそも顔見しり程度という人であれば、このような成功や努力から褒めることも大切です。
しかし誰でも褒めることができることを褒めるのは、相手のことを気になっていない人でもできることですよね。
相手をよく見ていないと気づけないことを褒めることで、相手は「こんなところまで見ててくれるんだ」と嬉しくなりあなたに好意を寄せるようになります。
二人きりで話している時に褒めるのも良いですし、恥ずかしくなければみんなの前で褒めるもの効果的です。
もし初めて会った相手を観察してもなかなか褒めるポイントが見られなかった時は、洋服の色やネクタイの色が似合っている、洋服のセンスを褒めるのも良いでしょう。
とにかく、初めて顔をあわせる相手でもまずは褒めてみることで、相手は自己是認欲求を満たされあなたに好意を持ってくれるのです。
最初は二人きりの時に笑顔で褒めるのが良いです。しつこすぎるのはよくないので、一箇所か二箇所がちょうど良いかもしれません。自然に褒められるようにするのがポイントです。
自己是認欲求を活かしたい相手
自己是認欲求を活かしたい相手は、誰にでも利用できるテクニックですが、あまりに近づきすぎている関係では「からかっているだけではないか」と誤解されてしまうので要注意です。
初対面の相手にもオーバーな褒め方やなんども褒めるとしつこいと思われてしまうので、これだけは注意しましょう。
初対面や初めてのデートでは、相手も緊張していることがあります。最初の方で
「今日のその服似合ってますね」
「その色〇〇さんにぴったりですね」
などと褒めることで、相手の警戒心が解け、相手との距離が一気に縮まります。
さらに相手に何か嬉しいことがあったり、成功したことを伝えられたら、少し大きめのリアクションで褒めてみましょう。
男性は努力している仕事のことで褒められると、ファッションセンスが良いことや気遣いができることより、ずっと嬉しいものです。適当に話を聞いたり、携帯をいじって話を聞き逃したりするのは絶対に避けましょう。
さらに褒める際には自然に笑顔で褒めると、必死さが伝わらないので良いです。
必死に褒めてしまうと「一生懸命褒めることを探しているのかな」と感じ取られてしまいます。さりげなく、しかしちゃんと見ていることをしっかり褒めるのが良いです。
まとめ
自己是認欲求は人間誰しもが持ち合わせている感情です。頑張ったら誰でも褒められたいもの。自分は頑張っていないと思っていても、誰かにとっては頑張っていることもあります。
それを褒められることで「この人はこんなところまで見てくれていた」と気づかれることで、相手はあなたに一気に好意を持ってくれるのです。
自己是認欲求はどんな相手にも持っているので、ぜひ相手を褒め認めてあげることにより、相手との距離をぐっと縮めてみましょう。
「大勢の中にいる彼に話しかけるチャンスが欲しい…」
「気になるけどこちらからデートに誘えない…」
「せっかく話せてもなかなかいい話ができない…」