今そんな悩みがある方はいませんか?なかなか強引に行けない人こそこれからご紹介するダブルバインドを試してみてください。
ダブルバインドとは二重拘束という意味で、言葉を使い心理的に相手を拘束することで相手をコントロールすることができる心理学的テクニックです。
少し強行的なテクニックですが、上手に恋愛で使うことで、効果はかなり見込めます。
これからダブルバインドとはどんなものなのかをご紹介します。
目次
ダブルバインドとは?
ダブルバインドとは二重拘束と呼ばれる心理学用語で、相反する二つの言葉を言われた時に、心理的に逃げ場をなくしてしまい心がどんどん病んでしまう効果がある言葉です。
会社の上司に
「わからないことがあったらなんでも聞いてね」
と言われたのにいざ聞きにいってみると
「簡単に人に聞くのではなく少しは考えて!」
と言われたら「わからなければなんでも聞いてって言われたのに、矛盾してるなあ」と思いますよね。
実際に言われるとどこにも逃げ場がないので、「一体どうしたらいいの…?」と誰にも頼ることなくどんどん心を病んでいってしまいます。
一歩間違えればパワーハラスメントとなってしまうダブルバインド。これを恋愛で生かせる方法をご紹介します。
ダブルバインドはほんとうに効果があるのか?
ダブルバインド(二重拘束)は相反する言葉を用いて、相手に考える隙を与えることなく話を進めていく、少し強行的な手段です。
そのため相手を上手に誘導することができれば非常に効果のある心理学テクニックです。しかし先ほどのダブルバインドの説明でご紹介した例のように、日常生活で行き過ぎたダブルバインドはパワーハラスメントになり、望んでいなくても相手を追い込んでしまう原因の一つとなります。
例えば、DVをされていてもなかなか別れられないという女性、多いですよね。当事者以外としては「なんで早く別れないんだろう…」と思うかもしれませんが、これはダブルバインドで男性が主導権を握っているケースになります。
暴力を振るうことと、
「俺にはお前しかいない」「世界で愛しているのはお前だけだ」
と言われることの二つが相反してダブルバインドとしています。痛い思いをしても愛していると言われたことで、女性は負のループに陥るのです。
これほど効果のあるダブルバインドですが、効果が効き過ぎてしまうので、使いすぎは絶対にやめましょう。
ダブルバインドを使った恋愛テクニック
ダブルバインドの強制力や効果は大きいですが、使い方を間違えると、相手を縛り付けてしまう危険性があるので注意しましょう。
しかし上手に使えば相手をスムーズに映画に誘ったり、レストランに誘ったりすることが可能に。
「なかなか相手を誘うことができない…」
「誘うことに躊躇してしまう…」
「断られたどうしようと不安…」
という方でもこのダブルバインドを使って今まで断られていたデートに誘えた!という方も出てきています。
ぜひダブルバインドを利用して気になる相手を誘ってみてください。
ダブルバインドを活かすシュチュエーション
ダブルバインドを利用するシチュエーションは、
- なかなかデートに誘っても乗ってくれない
- 断られてばかりいる、勇
- 気を振り絞って誘ってもいつも上手くかわされてしまう
といった時に使うことができます。
そもそもダブルバインドのテクニックとしては、通常の質問がYESかNOで答えるものが多い中、
『YESかNOを選ばせるのではなく、AとBどちらがいい?』
とYESかNOの問題から頭で考える二択にすり替えてしまうこと。
AとBの前にはYESかNOを選ぶ質問があったのに、これを飛ばすことで勝手にYESかNOの問題はYESと回答したかのように進んでいくのです。
聞くタイミングとしては、さりげない会話の途中に入れてもいいですし、非常にさりげなく相手の近くに行ってふっと聞くことが良いでしょう。そして笑顔で柔らかく聞くことが大切です。
非常に強い言葉となってしまうので、相手に圧力をかけたりなんども聞いたりするのはやめましょう。しっかり相手とコミュニケーションを取った上で行ってみることをオススメします。
ダブルバインドを活かす具体的な方法
一番聞きたいことを決めてからAかBを選ばせる質問を考えるのが良いでしょう!
順序を守って
- 「デートに行きませんか?」
- 「いつが空いていますか?」
- 「来週の土曜日は空いてますか?」
- 「場所はどこにしますか?」
- 「映画はどうですか?」
とこんな感じになると思います。
相手を気遣っていてとても良いと思いますが、ダブルバインドでは以下のようになります。
- YESかNOである「デートに行きませんか?」をすっ飛ばす
- 「次のデートなんですが、来週の土曜日と再来週の日曜日、どちらがいいですか?」
するとデートに行くかどうかも答えていないのにデートの日付に話が飛んでますよね。
さらに「遊園地と映画はどちらか好きですか?」と聞かれるともうこれで日にちと場所が決まりデート確定です。
こうして相手に答えを悩ますのではなく、どちらかを選ばせる質問をすることで
「あれ、私デート行くって言ったっけ?まあ選ぶか」
と進めることができるのです。
ダブルバインドを活かしたい相手
これまで何度かグループではあったことがあるけど二人ではあったことのない人が良いでしょう!
実は電話やメールではこのダブルバインド効果は効きません。なぜなら
「あれ?私まだデート行くって言ってないよね?場所を聞いてきたけど勘違いしてるのかな?」
と考えさせてしまう時間を相手にあげてしまうからです。電話やLINEなどのメッセージではなく、直接顔を見て質問をすることが大切です。
さらにこのダブルバインドは、これまで何度かデートに誘っても断れていた方や、なかなか次に進めなかった方も、このテクニックを使うことによりスイスイと次のデートが決まったという方もいるそう。
ここまで効果があるテクニックは使い方には注意が必要ですし、そこそこ顔を合わせていて、メッセージのやりとりをしたことのある人が良いでしょう。
どんな相手であろうとダブルバインド効果は強行手段であることには変わりないので、そこだけは忘れることないように。相手との距離感を考えて、迫って行くのではなくあくまで優しく質問しましょう。
まとめ
ダブルバインドを利用するときは、その強制力が強いことは忘れずに使用しましょう。あくまで強制することなく柔らかく質問をすることが大切ですが、質問も中途半端に考えさせるような項目を聞いてしまうと、せっかくの作戦がダメになってしまいます。
YESかNOを考えるのではなくAかBの二択を考え、相手を選ばせざるを得ない状況にします。さらに相手の好き嫌いを知っていれば、相手の嫌いなものとそうでないものを二択にし、必然的に相手の好きな方を選ばせることもできます。
こうやって相手により近づき仲を深めた上で行うことで、非常にスムーズにダブルバインドを利用することができます。
恋愛心理学は非常にたくさんあります。そしてそれぞれのテクニックによって使うべき相手・シチュエーションを選びます。また自分の性格上合う・合わないがあります。もし自分に合わない恋愛心理学テクニックを使うとかえって自分を苦しめます。
なので全体的にどんな心理学やテクニックがあるかを知ることは重要です。当サイトでは恋愛心理学に関する記事をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:【全20種類】あなたにあった恋愛心理学が見つかる!気になるあの人を落とすテクニックを紹介
「気になる相手をなんどもデートに誘っても全然乗ってくれない…」
「どタイプの方に今すぐ恋人になってもらいたい!」
「なかなか踏み切ることができないからデートに誘えない…」