恋愛から久しく遠ざかっていると、なかなか相手を好きになれなかったり、そもそも好きという感覚を忘れてしまいがち。さまざまな相手とデートを重ねていて、良い人だなと思った人がいても、どうしても交際に発展しないのは婚活ではなく恋愛をしようとがんばっているからかもしれません。
今回の記事では婚活中に相手を好きになれないという人が感じている具体的な悩みと、そこからの解決方法などをご紹介します。
目次
婚活で「好きになれない」と悩む人は多い
婚活を進めていく中で「相手を好きになれない」「恋愛が久しぶりで恋する気持ちを忘れてしまった」「いわゆる胸キュンを誰にも感じない」という「恋ってなんだろう」という疑問にぶつかる人が多いと聞きます。
長らく好きな人がいない、覚えているのは学生時代の恋で社会人になってからまともに恋をしていないという人もいるかもしれません。
まず、いくら少女漫画を読んでも感動するドラマを見ても、婚活と恋する感覚は一緒ではないのであまり効果がないということをまずは知りましょう。なぜなら、恋する相手を探しているわけではなく、結婚相手を探すのが婚活だからです。恋愛相手ではなく結婚相手を見つけるとわかると、もしかしたらもう突破口を見つけた方もいるかもしれません。
胸キュンではなくずっと一緒にいて苦痛ではない人、一緒にいて落ち着く人、出会ったのは最近なのになんだか昔から知っているような感覚になった人。そんな人とは結婚相手に向いているかもしれないですよ。
婚活では「好きになれない人」を無理に好きになる必要はない
「好き」という気持ちは自然に起き上がってくるもので、意識して好きになることはほとんどないと言っても過言ではありません。好きという気持ちを誘発することは可能ですが、一生懸命好きになるというのは相手に対しても失礼に当たります。
「この人だ」と思った人に出会えれば自然と好きになれるはずで、無理に好きになる必要は全くありません。好きになろうと頑張った相手とは、この先何かあった時にどうしても乗り越えられないことが多くなってしまいます。目先の目的ではなく自分自身の人生が掛かっていますので、自分の気持ちに正直に婚活に取り組みましょう。
婚活で良い人に出会っても好きになれない理由
食事のマナーがなっていない
雰囲気はよく話してみると楽しいのにどうしても受け入れられない、なんだか好きになれない……という理由の一つに食事のマナーがなっていない、食事中食べ方が汚くて萎えてしまうというのがあります。これは、小さい頃からの教育が大きく関わっているので、なかなかすぐに直すことは難しそう。
食事は生きる上においてとても大切ですし、結婚したら一緒に食事を取る機会もかなり増えるでしょう。もし、食事のマナー以外はとてもよくてどうしても結婚したいなら、完璧に直らなくても相手にお願いをして直してもらうか、努力してもらう必要がありそうです。
生理的に受け付けない
人には誰にでも理由は色々あれど「生理的に受け付けない」という理由で人を好きになれないことがあります。「生理的に受け付けない」は清潔感がなかなか感じられない、口周り汚い、雰囲気が合わないなど人それぞれの感性なので、これを超えて誰かを好きになるのは難しいでしょう。
もし「生理的に受け付けない」という人と出会ったら、次に進むことが一番大切です。すぐにでも新しい恋を始めましょう。
趣味や価値観を受け入れられない
結婚生活で割と大切になるのが趣味や価値観が同じなこと。今は仕事で二人とも時間が取れないかもしれませんが、結婚は退職したその後も続きます。同じ趣味だと休日や老後など、二人で一緒に楽しむことができるでしょう。
お金に対する価値観、時間に対する価値観、休日に対する価値観など、似ていれば似ているほど受け入れやすく、お互いの意見がぶつかることはありません。できれば交際する前に必ず聞いておくのが良さそうです。
趣味も価値観もどちらかが歩み寄ればもしかしたら相手を好きになるかもしれません。
センスがない
センスがよくないというのも感性によるもの。ただ、ファッションセンスや物のセンスは、こちら側が相手をコントロールすることができるので、そこまで重要視する必要はなさそうです。一度相手のファッションや持ち物から感じるセンスのなさを無くしてそれでも好きになれないか考えてみましょう。
確かにファッションは相手の印象を大きく左右しますが、こちらがサポートしたりアドバイスすることで変わることを忘れないようにしましょう。
婚活で人を好きになれないことが続いたら
理想の相手をもう一度書き出してみる
あなたにとって理想の相手はどんな人なのでしょうか。婚活は恋をする場所ではありません。一生一緒に過ごして行くパートナーを探していく活動です。恋愛と結婚は違うと昔からよく言われますが、胸キュンする人を探すのではなく、この人と一緒にいて幸せになれるかどうか、自分の人生はどう変わるのかを今一度しっかり考えることで、婚活へ一歩また踏み出せるでしょう。
ただこれは、頭の中で考えているだけではなかなか具体的に思い浮かべることは難しいので、紙に書いて可視化するのが大切です。
相手の良いところを見つける
「この人と一緒になったら幸せになれるのに……」と思いながらも、どうしても好きになれない人は、一度相手の好きなところをどんどん書き出してみると良いでしょう。
相手のいないところで相手をどれだけ思えるか、何もしていない時に相手のことをどれだけ考えているかが、好きという気持ちのきっかけになることが多いもの。
一生のパートナーになるかもしれない人をしっかり選ぶ大切な時間なので、必ず焦らずにゆっくり決めましょう。
割り切って次に進む
どうしても好きになれないなら、その人とは合わないのかもしれません。好きと心から思える人がこれから見つかるかもしれませんので、思い切って違う人とデートをしたり、関係を深めてもいいかも。ただ、相手を裏切るような、悲しい気持ちにさせるようなことはしないようにしましょう。しっかり相手とは話をつけて次に進むことが大切です。
一番してはいけないのは、他の人もダメだったからやっぱりこの人と一緒になりたい、好きになれるよう努力しようということ。相手に失礼のないように自分の気持ちに正直に婚活を進めましょう。
たくさんの人と話してみる
とにかくたくさんの人と話してみるのも良いでしょう。世の中にはたくさんの人がいます。固定概念でこんな人は自分とは合わないと思っていた人にどうしても惹かれてしまったり、理想の相手なのに全然好きになれなかったということもあります。
とにかく人にあって一人ひとりと話をすることで、今自分が悩んでいることについて突破口が見えてくるかもしれません。
婚活パーティーや合コンへ行く
婚活パーティーや合コンに行き、多くの人と出会うことも大切です。人を好きになれない今の時期はとにかく誰かと会うことを大切にしましょう。人に合わなければ人を好きになることもできないもの。もしかしたら単純に、これまで会って来た人があなたにとって合わなかったから好きになれなかったのかもしれません。
もしそうなら、悩む必要はなく、ただ好きになれる人を見つけるだけ。とにかく前に進むことが大切です。
まとめ
長らく恋をしていないと「恋ってどうやってするんだっけ?」「人を好きになるってなんだっけ?」と悩んでしまう気持ちもあります。ただ、一生懸命この人を好きになろうと頑張ることはだけは控えましょう。
頑張って好きになってもらっても、相手にとって失礼に当たることもありますし、好きという気持ちは頑張ってもどうにかなるものではないからです。目的を「結婚」に考えてしまいがちですが、目的は「結婚」を通した先にあるということ。
何も結婚が幸せの全てではありませんので、もう一度自分の人生と向き合うタイミングなのかもしれませんね。