婚活をしている人は結婚を目的としている人が多いですが、マリッジブルーと呼ばれる、結婚自体に急にさまざまな不安を抱えてしまってネガティブになってしまう人もいます。
そこで今回は、結婚が怖いと感じている人がどれだけいるのか、怖いと感じる大きな理由と男女別の理由、乗り越え方などをご紹介します。
目次
結婚が怖いと感じている人はかなり多い
実は、「結婚が怖い」と感じたことがある、結婚が怖いと思ったことがあると言う人は、過半数以上いると言われています。そのため、結婚が怖いと言う気持ちは珍しいものではありません。怖いと言う理由はこれから詳しく説明しますが、多くの場合、本当にこの人と一緒にいていいのか、判断は正しいのかと言う相手に対する不安と、相手が自分と生きていくことへの自信のなさからくるもの。
「マリッジ・ブルー」と言う言葉もある通り、自分だけが怖いと思っていると思い込まず、解決に向けて積極的に動くことが大切です。
結婚を怖いと感じる大きな理由
一生同じ人と添い遂げられるか
結婚が怖いと感じている人の中には、これまでなかなか交際が長く続かず、本当にこの人と一生添い遂げられるか不安だと思っている人も多いそう。確かに、結婚は長いものですが、これまでたくさんの人が結婚をして何十年も同じ人と関係を築いてきました。
一人の人に落ち着くことは、思っているよりも安心して長く続くかもしれませんよ。
子供ができなかったら二人で生きていけるか
もし、結婚をして子供ができなくて、一生夫婦二人で生きていくことになった時のことを考えると不安と言う人もいるそう。家族が欲しくても、さまざまな理由で二人だけという家族もいますよね。
今は、夫婦二人と決めつけなくてもたくさんの選択肢があります。あまり深く考えない事が大切です。
相手の家族と仲良くなれるか
世の中にはいろんな人がいますが、家族との関係があまり良くない人、早々に家を出た人など、家族との関係がうまくいっていない人もいます。結婚した相手の家族とうまくいかなかったり、悩むこともあるでしょう。
相手には事前に不安なことを話してみて、味方についてもらうことも大切です。
経済的にちゃんとやっていけるか
もし、仕事がなくなってしまったら、経済的に生きていけなくなってしまったらどうしようと頭を抱えてしまいなかなか結婚に踏み切れないと言う人もいるそうです。しかし、今は終身雇用も終わり、大企業でも倒産してしまう時代。
いろんなことが怒る世の中ですが、どう前向きに進んでいけるかが大切でしょう。
間違った人を選んでいないか
本当にこの人と結婚していいのか、このままずるずるいくから結婚するのかもしれないと、自分の決断に自信が持てない人もいるそうです。
しかし、恋心が続くのは3年と決まっているそうで、どんな相手でも3年経つと落ち着いてきてまた違う感情に変わっていくんだとか。そんなに慎重になる必要はなさそうです。
男性が結婚を怖いと感じる理由
家族を養っていけるか不安
女性の社会進出が進んでいますが、やはりまだまだ男性の収入に頼って生活している人がほとんどでしょう。男性は、家族を養っていかないといけないと責任を感じてしまって、結婚が怖いと思っている人が多いと言います。
見えない金銭の不安が現れてしまうんですね。
いろいろ我慢しないといけなくなるかもしれない
今まで自由に使っていたお金も、時間も、結婚をしたら縛られてしまったり、自由に生活ができないと恐れいている人もいるそうです。
もし、まだ遊び足りないならそれは結婚のタイミングではないのかもしれません。目の前にいる人の幸せを第一に考えましょう。
自由な時間がなくなってしまうかもしれない
先ほどと同じく、結婚をすると一緒に生活をすることから、自分だけの時間がなくなってしまうかもしれないと不安になってしまう人も多いそう。しかし、それはお互いに同じことです。
二人で別々のことをする時間を設けるなど、二人で工夫をしていく必要がありますが、ある程度は我慢しないといけないこともあるでしょう。
女性が結婚を怖いと感じる理由
自分に自信がなく浮気されるかもしれない
女性の中には自分の自信がなく、結婚しても若い女性と浮気をするかもしれないなどと不安になってしまう人も多いそうです。自分磨きをして自信を持つか、相手に欲しい言葉をいってもらって対処するしかないでしょう。
本当に相手を信用しているかどうか、大丈夫だと確信するまで勢いで結婚するのは避けた方が良さそうです。
姑に好かれるか
女性が悩みやすいこととしてよく挙げられるのが、嫁姑問題。可愛い息子の孫が生まれたら、かなり口出しをしてきたり、いろんなことを注意されるかもしれないと不安になる気持ちもわかります。
まずは、旦那になる彼を味方につけて、不安だと言うことを事前に話しておくことも大切でしょう。
育児や子育てができるか
もし、妊娠して子供ができたときに、育児や家事などが上手にできるか不安……と悩む人も多いです。しかし、今は育休制度の整った職場も多く、男性も育児や家事を積極的に手伝う風潮があるので、一人で悩む必要はなさそう。
溜め込まずすぐに誰かに相談できる環境があると良いですね。
「結婚が怖い」という思った時の対処法
相手のいいところだけを見る
とにかく、相手のいいところだけをみましょう。人間誰しもマイナスポイントはありますが、悪いところを気にしているとキリがありません。そして、また別の人と付き合っても、同じく悪いところばかり目に入って、一生結婚できなくなってしまいます。
相手の欠点も大きな心で受け止めてあげられると、もっと自分自身が楽になるかもしれません。
すでに結婚している人に話を聞く
周りに結婚の先輩がいるなら、できるだけさまざまな不安を口に出して、聞いてもらう事が大切です。
一番最初に説明した通り、過半数以上の人が結婚が怖いと感じた経験があると答えているので、わからないことを一人だ溜め込むのではなく、経験がある人のアドバイスを聞いてみるのも大きな手助けになるでしょう。
あまり深く考えない
婚活をしていると、結婚ということが大きな問題で絶対に失敗できないと思っている人も多いですが、そこまで大きく捉えなくても大丈夫でしょう。もし、本当にあなた自身に危害を加える人だったり、一緒にいて全くメリットがない人であれば、離婚という選択肢もあります。
まずは、結婚をしてみないとよくわかりませんので、とにかく大きく考えず、もっと肩の力を抜いて考えてみましょう。
パートナーの悪口を言う人の話を聞かない
本当にこの人と結婚していいのかと悩む人や、結婚自体に悩みを抱えている人は、すでに結婚していて結婚のデメリットしか語らない人、旦那の愚痴を言う人の話は一切聞かないようにしましょう。
確かに、知らない人と一緒に生活をするのは簡単なことではないので、愚痴を言うこともあるでしょう。しかし、それ以上に結婚はメリットがあります。そちらに目を向けてみてはいかがでしょうか。
不安を相手に相談してみる
正直に結婚に対して「ここが不安」ということを伝えてみるのも一つの手です。相手はあなたがなぜ悩んでいるのか、不安なのかを知る事ができない事が不安になってしまう原因かもしれません。これから結婚していく相手に全幅の信頼を寄せていないと、これからどんどん辛くなるばかり。
思い切って相手に相談するのも一つの策です。
「結婚が怖い」こととうまく付き合おう
「結婚が怖い」と感じた事があると答えた未婚の男女は、半数以上もいます。「結婚が怖い」と感じるのはあなた一人だけではありませんが、捉え方次第で結婚は怖いものから楽しく素敵なものに変わるでしょう。
デメリットばかりに気を取られる事なく、もっとメリットを見ながら結婚のことや相手と向き合っていけると良いですね。