この記事では歯科衛生士の方と結婚したい方のために、どのようにしたら効率的に歯科衛生士と結婚できるのかを解説していきます。
また、歯科衛生士の方と結婚するメリットやデメリット、求められる条件などについても説明していきますので、ご参考ください。
目次
歯科衛生士の仕事とは
まずそもそも歯科衛生士とは?という事から簡単に説明します。
よく、間違えられるのが「歯科助手」との混同です。歯科助手とは歯医者さんで歯科医師のサポートをする仕事ですが、受付や雑務、室内の掃除(患者さんの口内の掃除ではない)などを行います。医療事務の人が歯科助手を兼ねることもあります。
一方「歯科衛生士」とはれっきとした国家資格で、「歯科衛生士法」に基づく厚生労働大臣指定の免許になります。3年以上の専門学校や短大の歯科衛生士養成課程や、大学の歯学部口腔保健学科などを出て試験を受けます。
歯科衛生士は、歯科医師の指示のもと、口内の点検や虫歯予防を行う「歯科予防処置」、歯科医師をサポートする「歯科診療補助」、学校や施設などで歯磨き指導を行う「歯科保健指導業務」の3つを行うことができます。
歯医者に行き、口内の洗浄や歯石除去、歯の治療の時に歯科医師と一緒にいる人は歯科衛生士の国家資格を持っている人なんです。
また、大きな特徴として歯科衛生士は女性が大部分を占めます。これは、歯科衛生士ができたときは、女性の独占資格だったことに由来します(その後男性にも開放)。
歯科衛生士の婚姻事情
次に歯科衛生士の婚姻事情を解説します。
日本歯科大学新潟歯学部口腔衛生学教室の『歯科衛生士の業務従事状況調査』によると歯科衛生士に勤めている方の内、〜40代前半まででの既婚率は88%に登ります。
日本人の生涯未婚率が男性「23.37%」女性で「14.06%」なので、上記データ見ると非常に高い婚姻率だと言う事がわかります。
歯科衛生士は結婚できないとの噂をよく聞きますが、実際はそんなこともないようです。
歯科衛生士の婚姻率が高い2つの理由
上記でご紹介したように婚姻率が非常に高い歯科衛生士ですが、婚姻率が高い理由として
- 年収が低め
- ワークライフバランスが充実している
の2点が挙げられます。以下で1つずつ解説します。
年収が低め
歯科衛生士の年収は「厚生労働省賃金構造基本統計調査」によると、約350万円となっています。日本人の平均年収が約430万円くらいですから少々低めです。
総務省が発表している『就業構造基本調査』によると女性の場合、年収が低い方が婚姻率が高い傾向にあります。そのため女性従事者が圧倒的に多い歯科衛生士は婚姻率が高くなる傾向にあると言えるでしょう。
ワークライフバランスが良い
労働環境の面で歯科衛生士は非常に恵まれている場合が多いです。
まず、看護師のように夜勤がありません。大病院で歯科の緊急手術というのはあまり聞きませんし、クリニックならばそもそもそういう設備もありません。
急患が来て帰れないということも、看護師がいるクリニックと比べれば少ないでしょう。
歯科クリニックの休日は、週2日~2.5日(午前のみの日がある)が多く、しっかりプライベートな時間も確保できます。
そのため恋愛や婚活にも時間を割くことが十分にでき、婚姻率の高さにも繋がると言う事が言えるでしょう。
歯科衛生士が結婚相手に求める条件
歯科衛生士が結婚相手に求める条件ですが、以下のようになりました。
安定した収入
歯科衛生士は安定した仕事ではありますが、そこまで高給ではなく、結婚相手にはそこそこの年収を求めることになります。
共働きが可能な環境ではありますが、歯科衛生士と結婚したい男性は、ある程度の年収を得ている人であることが望ましいです。
歯の健康に関心がある
筆者の知人の衛生士も言っていましたが職業柄、綺麗で健康な歯の方を好む方が多いでしょう。歯を磨かない日がある人や、明らかに歯の衛生状態が悪い人などは嫌われてしまうでしょうね。
歯科衛生士と結婚されたい方は、日頃から歯の状態は気にする事をおすすめします。
家柄がいい、教養がある
歯科衛生士は歯科医師の子ども(娘)である割合が高いようです。
身もふたもないことを言うと、歯科医師になる学力がないから歯科衛生士にするケースもあります。
つまり、お金持ちの娘である可能性があり、相応の「格」が求められるかもしれません。相手の両親に紹介されて恥ずかしくない家柄や教養が、人によっては求められるかもしれないですね。
もちろん、サラリーマン家庭の歯科衛生士もたくさんいますので、こちらの項目に限っては可能性の話です。
歯科衛生士と結婚するメリットは?
1.歯に関する知識が豊富
口腔の専門家ですから、虫歯や歯周病などにならないようにいろいろ配慮してくれるでしょう。プロが選ぶ歯ブラシや歯磨きなども選んでくれるかもしれません。
2.家庭との両立が可能
上記のように、歯科クリニックは激務ではありません。近所のクリニックで働けば、家庭生活との両立も容易です。
子育てをしながらでも十分に稼ぐことができます。
3.安定の国家資格!転勤や復職時に有利
歯科衛生士は慢性的な人手不足なので、容易に求人が見つかります。国家資格なので食いっぱぐれる心配もありません。夫の転勤について行っても、転勤先でも容易に求人が見つかります。
また、育児から本格的に復帰する際も、正規雇用の求人がいくらでも見つかります。むしろ、幼児が多い歯科クリニックでは子育ての経験がプラス評価されるかもしれません。
安定していて融通が効く歯科衛生士という職業は配偶者にとっても大きなメリットとなる事でしょう。
歯科衛生士と結婚するデメリットは?
1.それほどの収入にはならない
「歯科クリニック」に職場がほぼ限定されているため、高給は期待できません。
したがって夫も稼がないと生活レベルが上がりません。安定と高給が並列できない職業が歯科衛生士になります。
2.食事や歯みがき、喫煙などにうるさい
歯の専門家ですから、歯が傷つくようなことや虫歯になりやすい食生活などは職業柄拒否反応を示す人もいます。
喫煙についても、口腔には害しかありませんから、喫煙者は嫌がられる可能性があります。
歯科衛生士と結婚を前提に出会うため方法
1.歯科衛生士と出会える結婚相談所
(1)結婚相談所 I VISION
主にハイクラス向けの結婚相談所ですが、「歯科衛生士のための婚活プラン」という歯科衛生士に特化したコースを設けています。
歯科衛生士と結婚したい人は、ここの他のコースに入り、「自社会員」として歯科衛生士を紹介してもらうのが近道でしょう。
(2)誠心
元々医師限定の結婚相談所としてスタートしたため、男性会員は医師会員が多いのですが、女性会員は医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士など医療関係者が結構登録しています。
今は医師以外にも会員資格を拡大していますので、もし、みなさんが国家公務員や地方上級公務員、大企業正社員などであればここの結婚相談所の入会資格があります。
独自の会員データべースを持ち、年収600万円~700万円ないと入会自体できないと言われていますが、その条件をクリアできるならば入会を検討してみてもいいでしょう。
その他にも「歯科衛生士 結婚相談所」で検索するといくつか出てきます。大手の結婚相談所団体加盟のところなので、全体のデータベースから歯科衛生士にふさわしい人を紹介していきます。歯科衛生士は人気なので、比較的安価でいい条件で婚活ができそうです。
2.歯科衛生士と出会えるマッチングアプリ
残念ながら「歯科衛生士」に特化したマッチングアプリおよび婚活サイトはありません。
したがって、なるべく会員数が多いマッチングアプリ、婚活サイトに入会して、多くの会員の中から歯科衛生士を見つけましょう。
会員数700万人(マッチングアプリ最大級)のペアーズ(Pairs)を活用すれば、職業検索を行いマッチングすることができますので、出会える可能性はかなり高いということが考えられます。
また料金も月額3,000~4,000円程度なので、まず婚活を始めてみたい、という人にもおすすめのサービスとなっております。
ペアーズの詳細は下記の公式ページより閲覧できますので、参考にしてみて下さい。
3.歯科衛生士と出会える婚活パーティー
歯科衛生士と出会えそうな婚活パーティーは以下になります。
PARTY☆PARTY
「歯科衛生士限定」回は少ないのですが、「医療職との出会い」回ならば、歯科衛生士も参加している可能性があります。PARTY☆PARTYをはじめとした大手の婚活パーティーを狙うという手もあります。
PARTY☆PARTY公式サイトその他、OTOCONやシャンクレールなどの大手婚活パーティーの同様の「看護師」「医療職」回ならば歯科衛生士も参加している可能性があります。
歯科衛生士が非常に安定していて激務ではない職業というのは、意外に知られていないのでむしろ看護師などよりもねらい目だと言えるでしょう。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。この記事は歯科衛生士と結婚をしたいあなたの参考になりましたでしょうか?
ぜひこの記事をご参考いただき、歯科衛生士と素敵な出会いを実現していただければと思います。