国際結婚はどのくらい?外国人と結婚するための婚活を考えてみた

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丸の内サラリーマン→うつ病→5年闘病→フリーライターとして再起を図った人。独自の婚活理論に基づきライターとして活躍。自身の理論を立証するように婚活で2017年結婚。セミナー講師として、婚活やメンタルヘルスの講演もあり。
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最近「ハワイの男性と結婚したいという女性が増えているようです。「海外へのあこがれ」というよりも、海外が身近になり国際結婚が増えているイメージがありますが、実際はどうなんでしょうか?

今回は、国際結婚の現状と外国人と出会う「婚活」について考えてみたいと思います。

目次

日常での外国人との出会い方は?

意識的に婚活をせずに外国人と出会う方法は何があるのでしょうか?いろいろ考えられますが、だいたい以下のようなことをきっかけに知り合うと言われています。

①職場

外資系企業などであれば外国人社員もいます。国籍が外国であるだけで、あとは職場恋愛と変わりません。

結婚後は本国へ帰り、皆さんがついていくのか、日本支社にとどまって日本で暮らすのか、いずれにせよキャリアを継続したいのであればこれがいちばんいいかもしれません。

②習い事(語学教室)

語学教室の外国人の先生と知り合う方法です。

先生は社員ではないケースが多いので、連絡先の交換などをしてもあまり咎められることはないと言われています。

③大都市のフィットネスクラブ

渋谷や表参道、赤坂といった都心部にあるジム、フィットネスクラブには外国人会員がたくさんいます。英語力があれば、、スタジオプログラムなどを通じて仲良くなることは可能でしょう。

④飲食店、BAR

これもありがちなパターンです。外国人が多く集うBARや、「○○(国名)料理」の店には店長、店員、お客が外国人のケースがあります。

そこから恋愛に発展させるのはなかなか大変ではありますが、この流れで結婚するケースが意外とあります。

⑤マッチングアプリ

最後はマッチングアプリです。「日常」とは言えないかもしれませんが、これを使っている人は結構います。

「マッチドットコム」(世界でシェア1位のマッチングアプリ。「USマッチドットコム」なら英語圏の人が簡単に見つかる)

Pairs」(日本最大のマッチングアプリ。登録者がとても多いので外国人も見つけやすい)

「Tider」(最近話題のスマホの位置情報を使ったマッチングサイト。近くにいる会員が表示され画面をスワイプしてOKかNOか判断する。外国人旅行者が多く使っている)

意識して「婚活」をしないのであれば大体こんなきっかけで外国人と知り合うことになるでしょう。

国際結婚が減っている!?昨今の国際結婚事情~欧米が人気!

出会い方はざっとこんな感じですが、そもそも国際結婚はどのくらいあるのでしょうか?やはり国際化時代なので増えているのでしょうか?そのあたりを見ていきましょう。

まず国際結婚がどのくらいあるのかを見ていきましょう。

『平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況(厚生労働省)」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/dl/gaikyo.pdf

によると、日本における国際結婚の現状は

  • 平成27年に結婚した夫婦の組数(再婚含む):635156組
  • 妻の国籍が外国の夫婦の組数:14809組
  • 夫の国籍が外国の夫婦の組数:6167組

であり
「国際結婚の割合」=(14809+6167)÷635156=3.3%

となっています。国際結婚率はここ数年、3%台で推移していますが、実は10年くらい前は6%が国際結婚でした。

昭和:0%~1%
平成初期:上昇を始める
平成中期:6%まで上がる
平成20年代後半:下がり3%台で安定

「国際結婚ブーム」が一時期あったということなのですが、3%台に落ち着いて、実は国際結婚の質が変わりました。

以前の国際結婚は、我々がイメージするアメリカやヨーロッパの人との結婚は少なく、中国、韓国や東南アジアの人との結婚が多かったです。

しかし、平成後期に3%台で国際結婚率が安定してからは、ヨーロッパやそれ以外の世界の様々な地域の人との結婚が増えています。

特定の国の人との結婚が少なくなり、国際結婚の幅が大きく広がった感じになります。

出会えない人は「婚活」で国際結婚にチャレンジ!

とはいえ、出会いのチャンスがない人はないのも事実です。

どうしても結婚したい場合、婚活をすることになりますが、マッチングアプリを使っての出会いはなかなか難しく、最終手段として結婚相談所のお世話になるケースがあります。

しかし、男女によって外国籍の人から求められるニーズが全く異なることも押さえておきましょう。

日本人女性の国際結婚婚活

「結婚相談所 国際結婚」などで検索して上位に来る結婚相談所は、女性の場合はアメリカやヨーロッパの白人男性と結婚できるものが非常に多いです。

冒頭に挙げたハワイの男性との結婚もそうですが、白人男性は日本人女性をエキゾチックで神秘的な存在だと感じている人が一定層いて、そういうニーズに応えるため、strong>「白人男性×日本人女性」の結婚相談所があります。

日本駐在の人もいますが、結婚後は夫の国で暮らすことも必要になります。都合よく、男性が日本でやっていける人ばかりではないので注意してください。

日本人男性の国際結婚婚活

男性の場合は、白人と出会える結婚相談所はほとんどありません。

そう、実際は、中国や東南アジアの田舎娘を引き取るためのものがほとんどです。先進国での生活にあこがれる女性は多く、そういう人との国際結婚ならば比較的叶いやすくなっています。

日本人との結婚が全く無理な、40代~50代のモテない男性の「最後の手段」として使われることがあります。

結婚後は妻を日本で養うのが前提になりますが、妻の家族まで日本に押し寄せる可能性もあります。結婚の可能性は高いのですが、婚活費用が掛かり、数百万円を支払うケースも少なくありません。

言い方はよくないのですが「金の力で嫁を買う」というイメージになります。

白人女性と出会いたいならば、日本にある結婚相談所はほぼ無理です。

最初に挙げた自力で行う自然な出会いに期待するしかありません。

ハイスぺックな人と出会うためにはフォーマルな行事に参加しよう

結婚相談所経由で結婚しても、実は男女ともに続かないケースが出てきています。日本人同士の場合、お見合い結婚は離婚率を下げるのですが、国際結婚はそうも言えないようです。

外国人男性と結婚して、専業主婦として自由気ままに暮らすというのは非常に難しいですし

『アラフォー女性も現役「ハワイ婚活」の実際|東洋経済オンライン』(参考:https://toyokeizai.net/articles/-/213269

アジアの女性と結婚して一族にお金をたかられたという男性のケースもあります。婚活は大事ですが、相手の素性がわかりづらいという欠点があります。日本人同士の結婚ならば、そういうことは少ないのですが・・・。

というわけで、ハイスペでしっかりとしたバックグラウンドを持つ外国人と出会う必要が出てきます。既存の結婚相談所では日本人と出会うならば、ある程度ステータスやスペックが担保されますが、外国人は結構難しいです。

比較的まともな人と知り合いたいならば、外国の駐日大使館や国際組織で運営する交流イベントに参加してみてはいかがでしょうか?そういう団体や大使館から声がかかる人は、公的な仕事をしている人や大手外資系企業の社員のはずです。間違ってもよくわからない経緯で日本に来て、よくわからない仕事をしている人はいないと思います。

こういうサイト

「パーティーアニマルズ」
サイトURL:http://kokusai-koryu.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301824711-1

で交流イベントを探して参加してみるといいでしょう。外国人のステータスを考えると、こういうところで知り合うのがいちばんいいと思います。

まとめ

  • 国際結婚は一時期と比較して減っている
  • 国際結婚の相手の国籍が多様化している
  • 日常生活の延長線で会うケースが多い
  • 国際結婚を目的にした結婚相談所が増えている
  • 結婚相談所の場合男女で国際結婚できる国が大きく変わる
  • 婚活で知り合うと意思の疎通がうまくいかずお互いの齟齬をきたす可能性がある
  • ハイスペックで身元確かな人と知り合いたいならば大使館や国際組織主催のイベントに行くとよい

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丸の内サラリーマン→うつ病→5年闘病→フリーライターとして再起を図った人。独自の婚活理論に基づきライターとして活躍。自身の理論を立証するように婚活で2017年結婚。セミナー講師として、婚活やメンタルヘルスの講演もあり。