婚活をしていく中で必ず考えないといけないことは、結婚後のキャリアのこと。女性は特に、結婚後、妊娠・出産などが控えているかもしれません。自分が結婚後どうなりたいかを考えておくことも婚活の一つ。
そこで今回は、婚活で専業主婦希望という方の実情やデメリットなどをご紹介します。
目次
婚活で専業主婦希望はもう古い?
女性の社会進出が一気に進み、結婚する年齢も一気に上がってきました。両親が共働きという家庭も珍しくありませんし、むしろ、共働きの家庭がどんどん普通である世の中になっています。
確かに、一昔前までは専業主婦がいい、女性は男性に養ってもらうものという意見がありましたが、もう過去のこと。
妊娠し、子育て中は専業主婦という人はいますが、子供がいても保育園に預けられるならバリバリ働きたいという人もかなり増えています。
専業主婦希望という人の実情
「結婚後も働きたい」「キャリアを積むのを諦めたくない」そう思う女性が増えてきた上に、男性の育児休暇取得の推奨が進んでいる今の時代の婚活に専業主婦はかなり難しいことがわかっています。[/voice]
専業主婦になりたいと希望する人はまだまだ一定数いるものの、すでにアンケートで70%の男性が「結婚後も働いて欲しい」「専業主婦は望まない」と専業主婦にマイナスな意見を持っている人が多いそう。
近年大きな話題となった終身雇用の破綻もあり、経済が大きく動くほど会社の経営が傾いて、仕事がなくなってしまうことも珍しくありません。
さらに、今はサラリーマンの年収が一昔前よりグッと下がっていることから、自分だけの収入だけでは子供や家族を養うことが難しいと思っている人も多いのが、今の実態です。
男性が専業主婦希望の人と結婚するメリット
すべての家事・育児を行ってくれる
専業主婦の場合、結婚相手の旦那さんは奥さんに家事や育児などすべてを任せられると思っている人がかなり多いそう。いわゆる、ほぼ100%ワンオペになる可能性があるでしょう。
Twitterなどで実際にワンオペをしている人の声を聞いていると、家事・育児をすべて一人で行うのはかなり大変です。相当な覚悟を持つのと、精神的な余裕ができるように、息抜きをする必要があります。
家事も完璧にこなす必要があるので、掃除や洗濯、特に料理を楽しく行うのが良いかも。今すぐにでも家事の練習はしっかり行っておくことが大切でしょう。結婚する前からできないことは結婚してもできるようにはなりません。そもそも狭き門である専業主婦のために努力は欠かせませんね。
自分は仕事に集中できる
旦那さんは奥さんが専業主婦であるということは、自分は仕事に集中できると思っています。そのため、先ほどもお伝えした通り、基本的に家事も育児もワンオペになるため、旦那さんと協力できる、旦那さんも育児に参加してくれるとは最初から思わない方が良いでしょう。
さらに、どうしても奥さんが専業主婦の男性は、奥さんより自分の方が「お金を稼いで養ってあげている」という意識が強いので、上から目線になってしまうことも多々あるといいます。そんな旦那さんからの態度も耐えないといけないこともあるでしょう。
基本的に旦那さんの仕事のサポートをしっかりするのも専業主婦の役目。家に一人でいるのが苦手、サポートするのが難しいと思う人は、専業主婦には向いていないかも。
家庭が一番の安らげる場所である
奥さんが専業主婦だという男性は、帰ったらいつも温かく美味しいご飯が用意されていて、リラックスできる環境が整っていると思っているはず。これまで自分一人のために働いてきましたが、結婚すると自分以外の家族を養うこととなるため、仕事も失敗できず責任も感じ、毎日身を粉にして働いています。もしかしたら、仕事で失敗したり嫌なことがあって、イライラしているかもしれません。
そんなときでも家に帰ったらあたたかく迎えてくれる人を奥さんとして求めているので、どんな状況でもサポートをしてあげることが大切です。大きな寛大な心で接してあげるのも、専業主婦として必要なことです。
婚活で専業主婦希望者のデメリット
婚活がうまくいかない
「専業主婦希望という人の実情」でお伝えした通り、女性の社会進出がかなり進み、夫婦共働きが当たり前の考えになっている世の中で「専業主婦を奥さんにしたい」と思う男性がかなり減っているのは確かです。
そのため、マッチングアプリや普通の婚活パーティーではなかなか出会えないでしょう。必然的に「奥さんには専業主婦を希望している男性」を見つけることはかなり難しいでしょう。
しかし、奥さんには専業主婦を希望している男性は、ゼロではありません。たとえば、医者や弁護士などかなり忙しい職業の人、高収入の人などをターゲットとした婚活パーティーに行ってみるとか、結婚相談所で相談してみるといった変わった角度からのアプローチが必要でしょう。
結婚がどんどん遠ざかっていく
専業主婦を希望している方は、自分が「専業主婦になれる人」を探す必要があるため、収入や仕事の安定性、学歴など、結婚相手においてかなり多くの条件を求めてしまうといいます。
婚活は相手への条件が多ければ多いほど、条件に合う男性が少なければ少ないほど、婚活はどんどん厳しいものとなっていきます。
現に、多くの専業主婦希望の女性は、なかなか結婚に辿り着きづらく結婚が遅れると言われているそう。専業主婦なら幸せになれるという保障は一切ありませんし、本当に専業主婦が自分にとってベストな決断なのかなど、今一度結婚に対して自分の考えをまとめてみましょう。
専業主婦希望は結婚が遠ざかっていくことに間違い無いので、どうしたら幸せな結婚生活が送れるかを一番に考えるのがベストです。
収入が絶たれた時の生活の不安
専業主婦では収入源は旦那さんのみ。
終身雇用が現実的でなくなり、転職をしながらスキルアップをする人が増えて、スタンダードになりつつ世の中。今の時代、いつ会社が倒産したり辞めざるを得ない状況に陥るか分かりません。
旦那さんが入院をしたり、事故で仕事に行けなくなったら……人生においてさまざまなリスクを考えておくことが必要です。もし、共働きだったら旦那さんほど稼いでいなくても収入がゼロになることはないので、収入の心配をすることもありませんよね。
専業主婦はもし収入が止まってしまった時に、どうやって生活をしていくか、自分はどんなことができるのかを考えながら婚活をしていきましょう。
夫婦間の喧嘩はできるだけ少なくする必要がある
専業主婦を持つ旦那さんは、自分一人が家族を養っているというところから、奥さんのことをどうしても下に見てしまう傾向があると言われています。
そのため、専業主婦の家庭は比較的喧嘩の割合が高いと言われています。働いている旦那さんは、専業主婦の大変さがわかりません。そのため、どんなに訴えても下に見られてしまうことは変わりないそう。
そこで、どうしたら喧嘩を減らせるか、どうしたら夫婦関係が上手くいくか、工夫しながら日々過ごしていく必要があるでしょう。我慢することもあるかもしれません。時代は共働きなので専業主婦への理解もなかなか深まることはなさそうです。
そういった点も踏まえて、婚活を進めましょう。
現実、専業主婦はかなり難しい
夫婦共働きで女性の社会進出が進んでいる世界で、専業主婦を求めている男性は年々かなり減っています。そして、昔とは違い終身雇用がなくなって大企業でも収入が止まる可能性はいくらでもあります。
そんな時代で、専業主婦になりたいと希望し婚活を進めるのはなかなか難しいことがわかっており、専業主婦になれる人は、若くてスタイルが良くて美人な人という調査もあるそう。
本当に自分にとって専業主婦になることが大切なのか、婚活を進めていく上で何が大切なのかを、今一度考えて婚活を進めましょう。